戌年の2018年1月11日、通称「ワンワンワンの日」に、ソニーのエンターテインメントロボット「aibo(アイボ)」が装いも新たに復活した。細かい動作を表現するアクチュエーター、“笑顔”や“なでなで”を検知するセンサーを多数搭載し、旧型の歴代「AIBO」よりも犬らしい動作や振る舞いを実現した。クラウドと連携し、オーナーの反応を学習して個性を獲得していくほか、見守りやセキュリティー、スマートホームなどの新たな役割にも期待が集まる。13年の時を経て帰ってきたaiboは、従来のコミュニケーションロボットの枠を超えて、独自の製品カテゴリーを確立できるのか。新型aiboを体験済みのロボット開発やユーザーインターフェース設計など多方面の専門家に、将来展望を聞いた。