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改正割賦販売法には今秋にもソフト変更で対応

 顧客側から見た新型レジの外観は大きく変わった。ディスプレーは12インチから15インチに大きくなり、文字サイズも2割大きくなった。「高齢者にも文字が見やすいように配慮した」(森シニアオフィサー)。

顧客側から見た新型レジ(左)と従来型レジの外観の違い。新型レジはディスプレーを12インチから15インチに大きくし、接触ICクレジットカード対応のピンパッドを付けた
顧客側から見た新型レジ(左)と従来型レジの外観の違い。新型レジはディスプレーを12インチから15インチに大きくし、接触ICクレジットカード対応のピンパッドを付けた
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 レジの右下には、暗証番号入力用のピンパッドとカードの挿入口があるのも目新しい。接触ICクレジットカードに対応するために取り付けた。もっとも、2018年6月1日に施行される改正割賦販売法ではクレジットカードを扱う全加盟店に接触ICクレジットカードへの対応が義務づけられるが、新型レジはまだソフトが対応できていない。接触ICクレジットカードは使えない状態だ。2018年秋ごろをメドに、ソフト更新で対応する計画である。

レジ前面右下に接触ICクレジットカードの挿入口とピンパッドを内蔵
レジ前面右下に接触ICクレジットカードの挿入口とピンパッドを内蔵
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 ライバルは決済端末をレジの外付けにしているケースが多い。しかし、セブン-イレブンはレジと一体化した。篠沢良太システム本部店舗システム部決済・サービスシステムマネジャーは「接触ICクレジットカード対応を含むセキュリティの強化は、第7次POSレジスターの構想に最初から入っていた。従来型のレジでも電子マネー決済端末をレジと一体化していたが、第7次POSレジスターでもカウンタースペースを広くスッキリさせるため、レジとの一体化にはこだわった」と説明する。

 決済端末部に採用したのは、パナソニックの「JT-R610CRシリーズ」である。これをレジ本体に組み込み、レジの一部として利用できるようにした。

新型レジに組み込んだ決済端末は、パナソニックの「JT-R610CRシリーズ」
新型レジに組み込んだ決済端末は、パナソニックの「JT-R610CRシリーズ」
(出所:パナソニック)
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 セブン-イレブンは一部の店舗で、中国発の2次元バーコード決済サービス「支付宝(Alipay、アリペイ)」を導入している。現在アリペイだけはレジとは別の機器で決済処理をしている。だが今後のインバウンド需要の動向を見据えながら、ほかの電子決済と同様にレジの一部に処理機能を取り込むことを視野に入れている。