未曾有の事故から7年――。東京電力福島第1原子力発電所は今や、毎日6000人が働く超巨大な建設現場に変貌を遂げ、東京電力の下、建設会社やメーカーが様々な作業・工事に取り組んでいる。この特集では、福島第1原発で使われた新技術や工夫の数々を紹介しながら、30~40年かかるとされる廃炉の現状を、分かりやすくひもとく。

(写真:篠山 紀信)
(写真:篠山 紀信)
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[掲載記事(予定も含む)]

<東京電力・増田尚宏氏インタビュー>
高さ120mの排気筒「無人解体」へ、2018年の廃炉はこう進む(3月8日)
「凍土遮水壁で余力を稼ぐ」汚染水問題の解決は?(3月13日)

<3号機の燃料取り出し用カバー>
ロールケーキみたいな原発のカバーは「橋」だった?(3月15日)
原発カバー「超・段取り八分」、完成前倒しの必然(3月20日)

<2号機の西側構台>
「ビグ・ザム」を横付け、原子炉建屋への進入作戦(4月5日)
原子炉建屋に300本の穴を開け続けた、地味に優秀なロボット(4月16日)

<汚染水タンクのリプレース>
・汚染水タンクの森で「ゲリラ戦」を展開

<高線量がれきの搬送>
・重機の「自動運転」を加速させたのは放射線対策だった

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