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 今回は、Linuxのコマンドラインをツールを使って、Windowsマシンに保存した画像ファイルを管理する方法を紹介します。

 コマンドラインツールは、大量の画像ファイルに同じ編集処理を施したいときに威力を発揮します。「ファイル形式を変換」「画像サイズを縮小」「ファイルサイズを圧縮」などをコマンド一発で実行できます。

 実際にLinuxの画像処理コマンドを使ってみましょう。今回は「convert」コマンドで、Windowsの「ピクチャ」フォルダーに保存された画像ファイルを編集しましょう。このコマンドは、複数の画像処理コマンドラインツールで構成する「ImageMagick」に含まれています。Ubuntu on Windowsの端末で次のコマンドを実行し、ImageMagickのパッケージをインストールします。


$ sudo apt install imagemagick
Windowsのスキャン画像をUbuntuのconvertコマンドでPDF化
Windowsのスキャン画像をUbuntuのconvertコマンドでPDF化
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 まずはJPEG形式の画像ファイルをPNG形式に変換してみます。例えばWindows 10の「ピクチャ」フォルダーに保存してある「input.jpg」をpng形式に変換し、ファイル名「output.png」で保存するには、次のように実行します。


$ cd /mnt/c/User/ユーザー名/Pictures 
$ convert input.jpg output.png

 実行後、Windows 10のエクスプローラーを起動してピクチャフォルダーを開くと、output.pngが生成されていることを確認できます。convertコマンドでは、ほかにもさまざまな画像処理を実行できます。

convertコマンドのいろいろな使い方
convertコマンドのいろいろな使い方
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デジカメ画像を撮影日で自動振り分け

 デジカメで撮影した画像をパソコンのローカルに眠らせたままにしている方は多いでしょう。そこで「Exif」と呼ばれるメタデータを読み取るLinuxのコマンドツールを活用し、Windowsフォルダーに保存した画像ファイルを、目的に応じて探しやすいように整理しましょう。Ubuntuの端末を起動し、次のコマンドでインストールします。


$ sudo apt install exiv2
Windowsのデジカメ画像をUbuntuのexiv2コマンドで整理
Windowsのデジカメ画像をUbuntuのexiv2コマンドで整理
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