2006年6月に東京都港区の集合住宅において、エレベーターのトビラが開いたままでかごが上昇(戸開走行)し、降りようとしていた高校生がかごの床と乗り場(建物)の天井に挟まれて死亡した事故。エレベーターの製造元がシンドラーエレベータ(本社東京)だった。事故原因は、かごを制止するブレーキを作動させるソレノイドに何らかの不具合が発生し、半掛り状態で使い続けたためにブレーキライニングが異常磨耗した結果、ブレーキが十分に作動しなくなったと考えられている。
この記事は有料会員限定です
日経クロステックからのお薦め
「デジタル&ソリューション」をキーワードに、多様な事業を展開しています。
日経BPは、デジタル部門や編集職、営業職・販売職でキャリア採用を実施しています。デジタル部門では、データ活用、Webシステムの開発・運用、決済システムのエンジニアを募集中。詳細は下のリンクからご覧下さい。