2000~2008年の間にタカタが製造したエアバッグの中に、インフレーターが異常破裂を起こすものがあることが判明。米国やマレーシアでは破裂による死亡事故も発生した。タカタは不具合を認識しながらも生産を継続していたが、2014年にその内容が報じられて発覚。最終的に世界で4000万台以上が対象になる大規模リコールへと発展した。結果、同社は1.5兆円以上の巨額の負債を抱えて経営難に陥り、2017年6月に民事再生法の適用を申請した。戦後最大の経営破綻となった。
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