
せっかく優秀なエンジニアがそろっているのに、職場環境やマネジメントがイケていなくて、メンバーのモチベーションが上がらない。生産性が低い。組織の価値は低いまま。
そんな残念なIT職場の「あるある話」を、働き方改革のエキスパートがスパっと斬る。あるある話を通して、これまでの常識を疑ってみよう。改善の糸口がきっと見つかるはずだ。
せっかく優秀なエンジニアがそろっているのに、職場環境やマネジメントがイケていなくて、メンバーのモチベーションが上がらない。生産性が低い。組織の価値は低いまま。
そんな残念なIT職場の「あるある話」を、働き方改革のエキスパートがスパっと斬る。あるある話を通して、これまでの常識を疑ってみよう。改善の糸口がきっと見つかるはずだ。
基幹システムの「呪縛」から解き放たれることこそがDX(デジタルトランスフォーメーション)の本質核心ではないか。本気で変革を目指すのであれば、基幹システムの存在はいったん忘れたほうがよい。刷新ではなく決別するくらいの気持ちで、基幹システムの向き合い方を決めよう。そのための3つの提言をしたい。
リスキリングの成否は、情報システム部門が鍵を握っている部分も大なり、である。今回、リスキリングにおける情シスの役割をひもといてみたい。
トランスフォーメーション、すなわち変革が進まない。その背景には、IT組織やIT人材が仕事の場において、そもそも「心を持つ」体験ができていないことも大きいと考える。
今回はIT職場の転職にまつわるお話だ。「自社サービス開発を始めることになった(だから残ってほしい)」というフレーズをうのみにすると痛い目を見る。
2023年こそは情シス組織として「やめられる仕事」「減らせる仕事」を決め、新しいことに取り組む時間と余力を創出していこう。
1年の振り返りの意味も込めて、情シス組織の「ウリ」と「強み」を言語化する。
値上げラッシュが続く中、旧来型の気合・根性論で押し切ろう(押し切らせよう)とする経営陣とどう渡り合い、どうサバイブしていくか。今回は、値上げ時代における情報システム組織の立ち回り方を考える。
いわば賞味期限切れの管理・間接業務が従業員の時間・気力・体力や成長機会、活躍機会を奪い続けている。どこから変えていったらよいのか。5つの提言をしたい。
新しいITツールやクラウドサービスを使って仕事をしたくても、決まって情報システム部門が待ったをかける。中にはせっかく全社導入したTeamsやSlackを最も利用しないのが情報システム部門だというケースもある。かたくなにメール、電話、対面でのみコミュニケーションを取る。開いた口が塞がらない。
CIO(最高情報責任者)が全く機能していない、依然として社内でのITの地位は低くコスト扱い、組織の意思決定にもITが反映されない……このような切ない現実を全国各地で筆者は見聞きしている。「残念なCIO」を4つのパターンに大別してみた。
何ゆえIT企業なのに、いやIT企業に限ってIT環境がイケていないのか。旧態依然とした仕事のやり方を変えようとしないのか。その背景に迫る。
機械学習モデルを導入した後も継続的に改良していく「MLOps」。この新しい開発・保守の方式を導入するには高いハードルが立ちはだかる。ではどうしたらよいのか。ユーザー企業のシステムエンジニアが抱える悩みに答える。
新聞やビジネス誌、インターネットニュースにはDX(デジタルトランスフォーメーション)の文字が躍り、DXの好事例や取り組みストーリーが取り上げられている。しかしうわべだけのDXに終始している企業組織もたくさんある。どこを、どう変えていったら本質的なDXが実現できるのだろうか?
次から次へと登場する新しいIT。どうやってキャッチアップすればよいのか。この悩みに答える。
DX(デジタル変革)はIT部門だけに丸投げして解決するものではない。それしかしない経営者は退場すべきだ。
社内の事業部門の間に壁があり、クラウドなどの技術ノウハウを共有できない。ユーザー企業のそんな悩みに答える。
ITシステムの開発や保守を、特定のITベンダーに依存せざるを得ない状況を意味する「ベンダーロックイン」は発注者側の自業自得である。むしろベンダーは被害者であるとさえいえる。その理由を説明する。
システムインテグレーター(SIer)、ユーザー企業、大手クラウドベンダーのどこに所属・転職すればよいか。こう悩むITエンジニアは少なくないだろう。それらの企業にはそれぞれメリット/デメリットがある。
経営者の危機意識や変革マインドでもって、株主や投資家からの圧力でもって、あるいは現場自らのチャレンジマインドから――理由はどうあれDXに取り組む企業は増えている。しかしDXは現場丸投げではうまくいかない。いくはずがない。なぜなら、DXとはビジネスモデル変革であり経営変革であるからだ。
「DXとは何か」という定義に腹落ちしていない。そんな現場の悩みに答える。