全2447文字
PR

 働き方改革の影響もあり、テレワーク制度の導入が進んでいる。それに伴い「業務上の必要がないのに頻繁にテレワークをする部下がいて困る」のような悩みを持つ管理職が増えているという。

 IT職場であるIT企業あるいは情報システム部門でも、こんな悩みを持つ管理職がいるというから驚きだ。

 業務を遂行する上でどうしても出社を必要とする職種なら、管理職として困るのはもっともである。しかしテレワークが可能な職種だとしたら、IT職場の管理職としての役割と責任を認識した上で、ITを活用したワークスタイルを積極的に推進してほしい。

 テレワークに限らず、「紺屋の白袴」を地で行くIT職場は少なくないと思う。IT職場なのにテレワークどころか、Web会議もNG。朝9時からの固定勤務なので、全員が満員電車によって疲弊した状態で業務を始める。一斉に昼休みを取るから、エレベーターでも食堂でも列ができる。この手のIT職場は少なくない。

 未だに発想が労働集約型かつ対面依存主義なのである。経営層だけでなく管理職の意識も古い。労働集約型かつ対面依存主義の発想は、組織も個人も幸せにしない。

それでも変わろうとしないIT職場
それでも変わろうとしないIT職場
[画像のクリックで拡大表示]

 「ABW(Activity Based Working)」が世界で注目を集めている。仕事の内容に合わせて働く場所を選び、生産性やモチベーションの高い働き方をしましょうという考え方だ。IT職場の管理職はこの発想を持ってほしい。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

日経クロステック登録会員になると…

新着が分かるメールマガジンが届く
キーワード登録、連載フォローが便利

さらに、有料会員に申し込むとすべての記事が読み放題に!
日経電子版セット今なら2カ月無料