
IT職場あるある
目次
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インフラ担当がいない、地方で根深い「バックエンド軽視」の闇
「インフラも見ることができる、良いITエンジニアがなかなかいないんですよ」と嘆く経営者。「インフラ? 勘弁してください。二度とやりたくない」と訴えるITエンジニア。両者の溝はどのようにして生まれるのか、どう向き合うべきか。今回はこのテーマについて考えてみたい。
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人事機能が不在のSES企業、残念な管理職とエンジニアが量産される
主にITエンジニアを客先常駐させるサービス形態である「SES(システムエンジニアリングサービス)」。日本のIT業界に多く見られるが、その闇は深い。SESの闇に斬り込む。今回はSES企業の「人事」をやり玉にあげる。
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SES企業の闇、エンジニアも顧客もダメにする「残念な営業」とは
主にITエンジニアを客先常駐させるサービス形態である「SES(システムエンジニアリングサービス)」。日本のIT業界に多く見られるが、その闇は深い。SESの闇に斬り込む。
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「印刷」「製本」「報告」、旧態依然の慣習がITエンジニアの成長機会を奪う
煩雑な事務作業や形骸化した会議。そのような「仕事ごっこ」(プロの本来価値創出や、コラボレーションを邪魔する、形骸化した仕事や慣習)がIT職場の人たちの気力と体力を奪う。この連載でも幾度となく指摘してきた。今回、仕事ごっこのボスキャラ級に登場願おう。「印刷」「製本」の業務である。
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ベテランたちだけで決める「井戸端型意思決定」、組織と個人の成長を妨げる元凶だ
意思決定を、親しい人たちやベテランだけの立ち話の場で行う。重要な情報を他のメンバーには共有しない。このような「井戸端型」の意思決定や情報共有が平然と行われるレガシーなIT職場がいまだにある。今回は「井戸端型意思決定」スタイルを断罪する。
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システムの「作り逃げ」を許すな、運用保守を担う技術者の時間が奪われる
ITシステムの「作り逃げ」は闇の深い問題である。過去に「作り逃げ」されたシステムは、現在の担当者の時間とモチベーションを奪う。いわば「未来の時間泥棒」だ。今回は罪深き「作り逃げ」の問題にメスを入れる。
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昼休みが短く室内は薄暗い、レガシー製造業型のIT職場は活力が生まれない
「昼休みは45分だけ」のような画一的かつ強制労働的な職場環境ではIT人材の生産性やモチベーションは大いに下がる。IT職場には「コラボレーション型」のマネジメントが必要だ。
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「要件は現行通り」と言われ困惑、ドキュメントが無いIT職場の悲惨な現状
「現行通りでお願い」――悪気なく発せられるこのフレーズ。「あ、現行通りでいいんですね。ならばラクだ!」と喜んではいられない。IT職場を混乱に陥れる「悪魔のフレーズ」なのである。
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熟練者しか操作できない残念な社内システムが生き残る、もっと残念な理由
どこをどう操作したらよいか分からない。用語が意味不明。何度申請しても差し戻される――。レガシー大企業の社内システムの残念さがたびたび話題になる。笑い話で済むならよいが、社員の生産性やモチベーション、ひいては維持運用する情報システム部門のプレゼンスにもかかわる由々しき問題である。今回は「残念な社内シ…
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若手が次々と辞めていく、「雑談」の無いIT職場は問題だらけだ
会話が無い。聞こえてくるのは仕事の指示や叱責のみ。そんなIT職場で働いた経験がある。叱責が耳に付く職場だった。若手にヒステリックな声をあげている先輩社員も目立っていた。
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何もかも「機密扱い」のIT職場、情報発信できないSEは未来が閉ざされる
情報を発信する文化――。ITエンジニアの間で顕著に見られるこの文化が注目され始めている。
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「テレワークは正社員限り」、残念な制度がIT職場のチームを壊す
この連載の前々回で「テレワーク・デイズ」にちなみ、テレワークなどリモートでの働き方を頑なに拒んだりやろうとしなかったりするIT職場の残念さを語った。この記事に対して読者の方から実に多くの反響があった。
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「飲み会やろう!」は逆効果、帰属意識が低いIT職場
人と何かのつながりの強さを意味する「エンゲージメント」なる言葉が、日本でもマネジメントのキーワードとして注目されつつある。日本では個人の組織に対するエンゲージメントが低いと言われ問題視されており、その中でもIT職場は深刻だ。エンゲージメントを阻害する仕組みや慣習が散見される。
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テレワークもWeb会議もNG、変わろうとしないIT職場
働き方改革の影響もあり、テレワーク制度の導入が進んでいる。それに伴い「業務上の必要がないのに頻繁にテレワークをする部下がいて困る」のような悩みを持つ管理職が増えているという。
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ダメな業務フローを延命、はた迷惑なRPAを生む3つの「残念」
「RPA」「AI」「機械学習」というキーワードがにわかに世の中を賑わしている。どんな組織も、積極的に最新技術を取り入れて、仕事のやり方をアップデートしていく必要がある。一方で「残念」なIT導入が後を絶たない。
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「フリーランスとの取引はNG」、ダメなルールがIT職場の仕事を邪魔する
「申し訳ありません。フリーランスの方との取引はNGだと、経理から待ったが掛かりました」。先日、筆者に講演を依頼してきていたあるIT企業の担当者からこう言われ、言葉を失った。
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顧客第一主義の営業のせいで、IT職場の優秀な人材が辞めていく
開発も運用も、営業とは仲が悪い。IIT職場でよくある話である。いわゆるSI企業で、営業と仲むつまじいIT職場にはあまりお目にかからない。営業は目先の売り上げや数字を重視するあまり、顧客の言いなりになりがちだからである。
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研修を受けられない「負け組」のIT職場、教育機会の社内格差
社員の教育機会に部門間で大きな差がある企業では、成長できない人が出てくる。同じ会社に勤めていながら外部研修を受けさせてもらえる/もらえない、本を購入できる/できないなど格差がある。外れのIT職場に所属しているエンジニアは転職を考える。
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手書きにこだわる不可解なIT職場、時代錯誤で人材集まらず
ペーパーレス推進を支援しているようなIT企業が、社内ではいまだに手書きにこだわっていたりする。採用時に手書きの履歴書や郵送にこだわる会社は、手書き文化が残った遅れたIT職場として敬遠され、人が集まらない。
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大切なシステム運用業務を軽視、残念なIT職場の姿
悲しいかな、運用の仕事や担当者には光が当たらない。システムは止まらなくて当たり前。それでいて、なかなか評価されない。障害が起きると集中砲火を浴びる。なぜそんな悲劇が起きるのか。
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