全1838文字

 日経クロステック建築・住宅面で、過去に公開したニュースをランキング形式でご紹介します。2019年2月17日~2月23日に読まれた記事の1~10位までを、本日2月20日~2月26日にかけて無料で読めるようにしました。

1位:[スクープ]ニチハの屋根材が飛散し近隣の窓割る

 日経ホームビルダーの取材で、大手建材メーカーのニチハが製造した屋根材が飛散して、近隣の窓を割る事故を起こしていたことが判明した。「屋根材は人を傷つける凶器になり得る。その恐ろしさを初めて知った」。東京都世田谷区の高級住宅街の一角に居を構える建て主はこう振り返る。

2位:[スクープ]下請けのくぎかニチハの屋根材か、落下原因巡り6年超の裁判

ラスパート釘(屋根材「パミール」付属品)に関するお詫びとお知らせ
(写真:日経ホームビルダー)

 スレート瓦のズレや落下を巡り、大手建材メーカーのニチハと下請けのくぎメーカーが6年超に及ぶ裁判を続けていることが、日経ホームビルダーの取材で分かった。争いのもととなっているのは、ニチハが湿式製法で開発したスレート瓦「パミール」だ。

3位:KYB免震偽装の構図が明らかに、「大臣認定満たすのはそもそも困難」

 免震・制振ダンパーの検査データ改ざん問題で、KYBは2019年2月13日、外部調査委員会(委員長:難波孝一・元東京高等裁判所判事、森・濱田松本法律事務所客員弁護士)がまとめた調査報告書と、それを受けた再発防止策を国土交通省へ提出。同日に公表した。

4位:進むか空き家対策、用途変更で200m2以下は確認申請不要に

(資料:国土交通省の資料を基に日経アーキテクチュアが作成)
(資料:国土交通省の資料を基に日経アーキテクチュアが作成)

 既存の建築ストックの活用に向けて、改正建築基準法では用途変更に関する規定が大幅に緩和される。確認申請が不要な規模が広がるとともに、防火改修が不要になる特例も設けられる。設計の自由度が広がりそうだ。「改正により、いわゆる4号建築物の用途変更ができないといった問題の解決につながる。

5位:東京・晴海にCLT梁のパビリオン、隈研吾氏がデザイン

 三菱地所と岡山県真庭市、隈研吾建築都市設計事務所の3者は、東京・晴海に直交集成板(CLT)を使ったパビリオンなどの施設を建てる計画を2月14日に発表した。「CLT晴海プロジェクト」と名付けたこの事業では、3棟の仮設展示施設を2019年5月に着工し、9月までに完成させる。

6位:ドイツで増える、施工しやすい建材・設備

 2019年で55年目を迎えたドイツ・ミュンヘンで開催する建築展示会BAUバウは、20万m2に2250社が出展、25万人が訪問、過去最大規模となった。

7位:こたつがなくなれば運動量が増加

(資料:スマートウェルネス住宅等推進調査委員会、研究企画委員会、調査・解析小委員会)
(資料:スマートウェルネス住宅等推進調査委員会、研究企画委員会、調査・解析小委員会)

 日本サステナブル建築協会が実施する、住宅内の室温と健康の関係を探る「スマートウェルネス住宅等推進調査」から、多様な知見が見えてきた。これまで第1から第5の知見について報じたが、今回はさらに2つ、断熱改修の前後で住宅内での居住者の行動に変化が生じるといった調査結果を伝える。

8位:窓とベッドがずれている

(イラスト:浅賀 行雄)
(イラスト:浅賀 行雄)

 新築して2年。建て主のK・H氏は「1つだけ残念なことがある」とこぼす。寝室の窓とベッドの位置がずれているのだ。生活するうえでは全く支障はないし、第三者から見るとささいなことに映るかもしれない。妻も「あなたがそんなことを気にしているとは知らなかった」と笑うほどだ。家づくりに当たってK・H氏は書籍やインターネットを通じて猛勉強をした。40社近くの住宅会社に資料を請求し、自分たちの要望を受け止めてくれる依頼先を探した。

9位:もう訪問販売に頼る時代は終わった

(写真:日経ホームビルダー)
(写真:日経ホームビルダー)

リフォーム業界では、いまだに訪問販売に依存している面があります。現状をどう見ていますか。

 当協会(日本住宅リフォーム産業協会)では、会員企業の加入条件として「不招請勧誘を行わないこと」と明示しています。いわゆる「飛び込み営業」の禁止です。訪問販売では、最初に企業名や氏名、目的などを提示することが特商法で義務付けられています。

10位:暖かい住宅では動脈硬化や頻尿リスクが減る

(資料:スマートウェルネス住宅等推進調査委員会、研究企画委員会、調査・解析小委員会)
(資料:スマートウェルネス住宅等推進調査委員会、研究企画委員会、調査・解析小委員会)

 日本サステナブル建築協会が住宅内の室温と健康の関係を調査した結果を分析したところ、7つの知見が見えてきた。今回はそのうち第3から第5の知見を紹介する。第3の知見は、断熱改修前後で比較した室温と健康との関係だ。住宅を断熱改修する前後および、断熱改修の有無で検証した。検証に協力した人は、断熱改修を実施した被験者975人と、実施しなかった被験者108人だ。断熱改修を実施した人を対象に収集したデータを改修前後で比較したところ、起床時の血圧に変化が現れていることが明らかになった。