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 日経クロステック建築・住宅面で、過去に公開したニュースをランキング形式でご紹介します。2019年4月20日~4月26日に読まれた記事の1~10位までを、本日4月23日~4月29日にかけて無料で読めるようにしました。

1位:2019年建築学会賞に「ETFE×集成材」のランニング場

 日本建築学会が2019年日本建築学会賞作品部門(以下、作品賞)の選考結果を同年4月19日に発表した。受賞したのは、「新豊洲Brillia(ブリリア)ランニング スタジアム」(東京都江東区、16年竣工)と「桐朋学園大学調布キャンパス1号館」(東京都調布市、14年竣工)の2施設だ。「桐朋学園大学調布キャンパス1号館」の設計者である日建設計の山梨知彦氏は、「NBF大崎ビル(旧ソニーシティ大崎)」に続いて2度目の受賞となった。

2位:「住宅ローン減税」の控除を3年間延長

資料:日経ホームビルダー
資料:日経ホームビルダー

 「住宅ローン減税」は、ローンで新築住宅を購入したり既存の住宅をリフォームしたりした人に、規定の金額を所得税から控除する優遇措置だ。制度は現在も運用されているが、消費税率の引き上げによる負担増を軽減するために、適用期間を現行の10年間から13年間に延長する。

3位:LED照明の誤使用で300件超の事故

 LED照明の誤使用などが原因で、発火や発煙といった事故が直近10年間に300件以上発生している。2009年9月から19年3月10日までに消費者庁の事故情報データバンクに寄せられたLED照明に関するトラブルの集計結果から、こうした実態が分かった。同庁がこの3月末に公表したもので、実際の事故事例や事故につながりやすい誤使用の例も紹介している。

4位:都が国産木材使った塀のガイドライン作成、ブロックからの転換促進

 東京都は、国産木材を活用した塀や柵の設置を推進するため、標準的な仕様をまとめた「国産木材を活用した塀等の設置ガイドライン」を作成した。国産木材を活用した塀の都による設置を着実に進めるとともに、民間事業者にも取り組みを拡大させるのが狙いだ。

5位:Q.奈良・猿沢池の畔のホテル、芦澤竜一氏が外壁に用いた仕上げは?

 奈良・猿沢池の畔で2018年12月に開業したホテル「セトレならまち」では、建物から奈良の歴史や文化、自然を感じてもらうことを意図して、地域の材料や技術を活用しました。その1つが、1階の外装に用いた土壁です。奈良の古い民家に見られる構法から生まれた仕上げを採用しました。その構法とは、次のどれでしょうか。

6位:「平成の10大建築」から見えてくる「木村スクール」の存在感

 これまでカウントダウン形式でお伝えしてきた「平成の10大建築」の結果を、今回は、建築ジャーナリストの磯達雄氏に読み解いてもらう。得票数の多かったベストテンは以下のとおりだ。

7位:先行する中国TOD、日本の副都心を参考に大胆開発

 中国初の本格的なTOD(Transit Oriented Development、公共交通指向型開発)である「凱達爾枢紐国際広場(Cadre International TOD Center、ITC)」の供用開始が間近だ。建物に取り込んだインターシティー(都市間鉄道)が2019年9月末に開通予定で、低層部の商業施設なども順次開業していく。ITCは2棟のツインタワーとその低層部がインターシティーをまたぎ、インターシティーの駅と地下鉄駅、商業施設、オフィス、ホテル、SOHOから成る複合施設だ。

8位:熊本市の築5年マンションの外壁剥落で2人けが

 築5年の賃貸マンションから外壁が剥落し、通行中のクルマに衝突する事故が発生した。2019年4月17日午前0時15分ごろ、県道28号(熊本高森線)沿いに立つ11階建てマンション「クオリア水前寺公園」の最上階層から剥がれた外壁パネルが約35m落下、通行中だった車両の助手席の窓ガラスを突き破った。熊本東警察署の発表によると、運転席に乗っていた女性(28)が左腕を打撲。後部座席に乗っていた女性(26)が左足の指を切る軽傷を負った。

9位:新国立競技場、内装デザインを最終決定

写真:⼤成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所JV作成/JSC提供
写真:⼤成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所JV作成/JSC提供

 日本スポーツ振興センター(JSC)は2019年4月10日に開いた定例会見で、新国立競技場の整備状況を公表した。外装、内装とも7割方終えており、コストの変動も無く、予定通り19年11月末に完成する見込みだという。設計を手掛ける大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所共同企業体(JV)も会見に参加し、一般には公開されないVIP向けのホスピタリティエリアの内装などを説明。

10位:平成の10大建築、1位は「せんだいメディアテーク」

 新元号が「令和」に決まった2019年4月1日、書籍「検証 平成建築史」(内藤廣+日経アーキテクチュア著)が発行となった。同書の企画として、「平成の10大建築」を選定した。建築分野のキーパーソン20人に「私の平成建築10選」を挙げてもらい、その得票数で「平成の10大建築」を選んだ。今回は、16票を獲得して1位となった「せんだいメディアテーク」である。