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 日経クロステック建築・住宅面で、過去に公開したニュースをランキング形式でご紹介します。2019年4月27日~5月3日に読まれた記事の1~10位までを、本日4月30日~5月6日にかけて無料で読めるようにしました。

1位:「平成の10大建築」から見えてくる「木村スクール」の存在感

 これまでカウントダウン形式でお伝えしてきた「平成の10大建築」の結果を、今回は、建築ジャーナリストの磯達雄氏に読み解いてもらう。得票数の多かったベストテンは以下のとおりだ。

2位:贈与税の非課税枠が最大3000万円に

資料:国土交通省の資料を基に日経ホームビルダーが作成
資料:国土交通省の資料を基に日経ホームビルダーが作成

 両親や祖父母などから資金援助を受けて自宅用の住宅を新築購入・増改築する場合にかかる贈与税の一部を控除する制度だ。既に運用中だが、消費税率の引き上げに伴い、非課税枠の上限を現行の1200万円から3000万円にする。非課税枠は贈与を受けた時期や住宅の性能などに応じて変わる。

3位:平成の10大建築、1位は「せんだいメディアテーク」

 1カ月以上にわたり、カウントダウン形式で発表してきた「平成の10大建築」。総合第1位、“平成30年間を代表する建築”に選ばれたのは、仙台市青葉区の「せんだいメディアテーク」だ。新元号が「令和」に決まった2019年4月1日、書籍「検証 平成建築史」(内藤廣+日経アーキテクチュア著)が発行となった。同書の企画として、「平成の10大建築」を選定した。

4位:2019年建築学会賞に「ETFE×集成材」のランニング場

 日本建築学会が2019年日本建築学会賞作品部門(以下、作品賞)の選考結果を同年4月19日に発表した。受賞したのは、「新豊洲Brillia(ブリリア)ランニング スタジアム」(東京都江東区、16年竣工)と「桐朋学園大学調布キャンパス1号館」(東京都調布市、14年竣工)の2施設だ。「桐朋学園大学調布キャンパス1号館」の設計者である日建設計の山梨知彦氏は、「NBF大崎ビル(旧ソニーシティ大崎)」に続いて2度目の受賞となった。作品賞は10人の委員が応募総数51件から選んだ。

5位:目利きが厳選!「平成の10大建築」

 平成30年間のエポックと言うべき建築は何か。建築家、エンジニア、歴史家など、多くの建築を見ている目利き20人にそれぞれ10件を選んでもらい、その票数の合計で「平成の10大建築」を決めた。各人の推薦コメントとともに紹介する。

6位:2020年に東大退職する隈研吾氏、大学院時代のアフリカ体験が原点

写真:日経アーキテクチュア
写真:日経アーキテクチュア

 東京大学大学院工学系研究科に所属する建築家の隈研吾氏が、2020年3月に同大の教授を退職する。そこで2019年4月から10回に及ぶ最終連続講義「工業化社会の後にくるもの」を開催する。その1回目が東大の本郷キャンパスにある安田講堂で、4月20日に開かれた。講義は隈氏にゆかりのある人を毎回ゲストに招き、トークを展開する形式で実施される予定だ。

7位:熊本市の築5年マンションの外壁剥落で2人けが

 築5年の賃貸マンションから外壁が剥落し、通行中のクルマに衝突する事故が発生した。2019年4月17日午前0時15分ごろ、県道28号(熊本高森線)沿いに立つ11階建てマンション「クオリア水前寺公園」の最上階層から剥がれた外壁パネルが約35m落下、通行中だった車両の助手席の窓ガラスを突き破った。熊本東警察署の発表によると、運転席に乗っていた女性(28)が左腕を打撲。後部座席に乗っていた女性(26)が左足の指を切る軽傷を負った。

8位:線路をまたぐ「ダイヤゲート池袋」完成、鉄道ファン必見!

写真:日経アーキテクチュア
写真:日経アーキテクチュア

 西武ホールディングス(HD)は2019年3月25日、東京・池袋で開発を進めていた「ダイヤゲート池袋」で竣工式典を行った。この地にあった池袋旧本社ビルを建て替えたものだ。2月28日に竣工を迎え、3月25日から2階線路上空デッキの供用を開始。4月1日から順次、オフィスの入居や営業を始める。オフィスには、西武HDやプリンスホテル、西武プロパティーズ、貸し会議室運営大手のティーケーピー(TKP)が入る。

9位:佐藤淳氏の前例なき構造

写真:日経アーキテクチュア
写真:日経アーキテクチュア

 「約80m×50mの鉄板屋根の無柱空間」「ケーブルで空中に浮遊する中層ビル」──。構造設計者の佐藤淳氏に舞い込む依頼には、前代未聞のものが少なくない。「安全確実」が前提となる構造の世界で、前例のないプロジェクトに挑み続ける理由を語る。「建築で草原のような空間を表現する」。石上純也建築設計事務所を主宰する石上純也氏は、神奈川工科大学多目的広場の設計に込めた思いを、そう形容する。

10位:内藤廣氏も絶賛、「平成10選」第4位の原初的空間体験

 いよいよ本日、2019年4月1日、書籍「検証 平成建築史」(内藤廣+日経アーキテクチュア著)が発行となる。同書のナビゲーターである建築家の内藤廣氏が、「平成の建築を10選べと言われて最初に頭に浮かんだ」というのがこの建築だ。用途としては「美術館」だが、美術品を「閉じた空間」でがっちり守る従来の美術館のイメージとは全く異なる。