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 日経クロステック建築・住宅面で、過去に公開したニュースをランキング形式でご紹介します。2019年6月15日~6月21日に読まれた記事の1~10位までを、本日6月18日~6月24日にかけて無料で読めるようにしました。

1位:最上階で「本の天国」が待ち受ける中央図書館

 フィンランド独立100周年を祝うメインプロジェクトであるヘルシンキ中央図書館(愛称はOodi、オーディ)が2018年12月5日にオープンした。フィンランド語で「オーディ」とは、古代ギリシャ劇に登場する頌歌(しょうか)を意味し、愛称は一般公募から選ばれた。12年に行われた国際コンペで544件のエントリーから選考されたのが地元ヘルシンキのALA Architects(エーエルエーアーキテクツ)のデザインだ。

2位:写真で見る被災地速報、新潟・山形

 新潟県村上市で最大震度6強、山形県鶴岡市で同6弱を観測した山形県沖を震源とする地震。地盤の揺れなどを調査する地域微動探査協会の事務局長を務める横山芳春氏は、2019年6月18日の地震発生後すぐに現地入りして地盤や構造物の被害状況を調査している。横山氏が撮影した写真とともに被災地の様子を速報する。横山氏は新潟県から青森県に至る国道7号を車で北上して新潟県村上市府屋地区に立ち寄った。

3位:石上純也氏のサーペンタインはこれだ!106本の柱で石の屋根を浮かす

 建築家の石上純也氏がデザインした2019年のサーペンタインギャラリー・パビリオン(英ロンドン)の一般公開が2019年6月から始まる。英ロンドンのケンジントンガーデン内にあるサーペンタインギャラリーでは毎年著名な建築家が屋外にパビリオンをデザインするのが恒例となっている。夏の間だけ公開される仮設のパビリオンだ。2000年に始まり過去には故ザハ・ハディド氏などが仮設ならではの大胆なデザインを実現してきた。

4位:ガラス箱を積み上げる、OMAによるコペンハーゲン新名所「BLOX」

写真:© Blox.de_Rasmus Hjortshoj
写真:© Blox.de_Rasmus Hjortshoj

 デンマークの観光名所、人魚姫像から入り江沿いを数キロメートル、新名所の「BLOX」が2018年5月にオープンした。ウオーターフロントエリアとして整備が進む地区だ。BLOXは、OMAの設計による延べ面積2万8000m2の複合施設だ。講堂、展示スペース、オフィス、デンマーク建築センター、都市計画事務所「BLOXHUB」のオフィス、カフェや22戸の住宅が入り、屋上を含む屋外エリアにはフリースペースが広がる。

5位:改正建築基準法の全面施行日が6月25日に決定

写真:日経アーキテクチュア
写真:日経アーキテクチュア

 政府は2019年6月14日、防火・避難規定などを見直す改正建築基準法の全面施行日を同年6月25日とする政令を閣議決定した。改正建基法は18年6月27日に公布。一部は18年9月25日に施行されている。国土交通省のウェブサイトでは、改正建基法と併せて施行する政令案や告示案を公表している。

6位:0.5秒以下の極短周期成分が卓越、震度6強も全壊なし

防災科学技術研究所のデータを基に、筑波大学の境有紀教授が作成
防災科学技術研究所のデータを基に、筑波大学の境有紀教授が作成

 山形県沖で2019年6月18日午後10時22分に発生した地震は、新潟県村上市で最大震度6強、山形県鶴岡市で震度6弱を観測したものの、今のところ死者や家屋の全壊は報告されていない。その理由について、筑波大学大学院システム情報工学研究科の境有紀教授は「発生した地震動は0.5秒以下の極短周期成分が大きかった一方、建物の大きな被害に結び付きやすい周期1~2秒の成分は小さかったからだ」とみる。

7位:“屋内に雨が降る”解体工事用仮設テントが「世界最大」としてギネス世界記録に認定

写真:タクマ・鴻池JV
写真:タクマ・鴻池JV

 幅77.3m、長さ150m(煙突部増設を含む)、高さ45.9m、体積43万1545m3の負圧密閉式テントが、2018年12月26日時点で「世界最大」としてギネス世界記録に認定された。「サッカー場を丸ごと収めてもまだ余る大きさ」と言えばその大きさが伝わるだろうか。この巨大なテントは光が丘清掃工場(東京・練馬)の解体作業のため17年上期に約6カ月かけて設置された。

8位:落ち葉が詰まらないシャープな形の雨どい、大型建築用を元旦ビューティ

写真:日経アーキテクチュア
写真:日経アーキテクチュア

 建物の屋根の雨どいにたまった落ち葉を除去する作業は、手間がかかるうえに危険を伴う。しかし、メンテナンスを怠ると落ち葉がといに詰まって水の流れが悪くなり、水漏れなどのトラブルになりやすい。水がたまりやすくなれば、寒冷地では氷柱(つらら)の発生頻度が増える恐れもある。結果、建物の老朽化を早めてしまうばかりか、住人の安全性が損なわれる原因にもなりかねない。

9位:IT満載の渋谷PARCO、214億円投じる「坂道と一体化した建物」

 パルコ(東京・渋谷)は2019年6月18日、同年11月下旬にグランドオープンする旗艦店「渋谷PARCO」の概要を発表した。1969年に「池袋PARCO」を開業してから50年を迎える節目の年に、新生・渋谷PARCOが誕生する。渋谷PARCOは2015年12月に都市再生特別地区の決定を受けて、市街地再開発事業として計画が進められてきた。

10位:3分でわかる IR

写真:日経アーキテクチュア
写真:日経アーキテクチュア

 IRとは、Integrated Resortの頭文字を取った略称で、カジノ施設と「観光振興に寄与する諸施設」が一体となった施設群を指す。「カジノを含む統合型リゾート施設」と呼ぶのが一般的だ。国際競争力の高い滞在型観光の切り札として脚光を浴びている。海外では一般化しているカジノを含む統合型リゾート施設を日本でも合法的に導入するための法制度も整ってきた。