全2176文字
PR

 日経クロステック建築・住宅面で、過去に公開したニュースをランキング形式でご紹介します。2019年8月3日~8月9日に読まれた記事の1~10位までを、本日8月6日~8月12日にかけて無料で読めるようにしました。

1位:完成目前で確認済み証偽造が発覚、解体・再設計へ

資料:ピーエイへの取材を基に日経アーキテクチュアが作成
資料:ピーエイへの取材を基に日経アーキテクチュアが作成

 東京都目黒区で建設を進めていた「Craft Village NISHIKOYAMA」の商業棟が、確認済み証の交付を受けずに着工していたことが発覚した。建築主は、地域活性化を目的とした事業を展開するピーエイ(東京都文京区)。施設の意匠設計と確認申請書の作成を担当していたアーキメタルドットジェーピー(東京都世田谷区)が、確認済み証を偽造していた。違反が発覚した建物は、都市再生機構(以下、UR)の保有地で「西小山駅前地区地域まちづくり支援事業」として建設予定だった。

2位:新国立競技場正面に全周・全室バルコニー付きホテルが今秋開業

 スポーツ施設や文化施設などが集積する東京・神宮外苑地区。緑豊かなこのエリアの一角で、全周・全室にバルコニーを設けたホテルの建設が進んでいる。五輪後に、スポーツ・文化関連の様々なアクティビティーやにぎわいを生むための拠点の1つとなることを目指す。2020年東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場の北側に位置し、19年11月22日に開業を控える「三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア」。

3位:虎ノ門、銀座、京都。隈研吾氏がホテルのデザインで攻める理由

 日本のホテルは、1964年の東京五輪前後からつくられ続けてきたわけですけれど、世界的に見ると、大きく後れを取っているように思います。日本には、旅館に代表されるホスピタリティーの精神が伝統的に根付いています。それは世界をリードするクオリティーであったにもかかわらず、近代的なホテルに移し替える、つまり翻訳する作業がうまくいかなかった。

4位:構造部材はすべて木材、大林組が建てる日本初の高層「純木造」耐火ビル

 次世代の研修施設の在り方を突き詰めた結果、大林組が導き出した答えは「高層建築物の木質化」だった。同社は2019年7月23日、すべての構造部材に木材を使用する日本初の高層純木造耐火ビルの建設に着手すると発表した。柱と梁(はり)に加えて床や壁も木質化する徹底ぶりだ。横浜市内で22年3月に竣工予定のこの建物は、自社の研修施設として活用する。

5位:激戦区・銀座で「エディション」着工、最前線ホテル誘致した森トラストの狙い

 インバウンドを獲得していくためには当然、世界各国の中から日本を選んでもらわなければなりません。その前提で、国内のエリア間、ホテル間で競争がある。我々がデベロッパーとして常に志向していることは、マーケットのニーズが顕在化していなくとも、将来性を見極めて投資を決めていくということです。良い投資を実行すれば、物理的な変化と効果が見えてきます。

6位:シャオミ巨大本社にたった4人の設計事務所で挑む

 総勢4人の設計事務所が中国の大手スマートフォンメーカー、小米(シャオミ)が建設する新本社をコンペで獲得した。設計開始から約2カ月で着工。ローカルアーキテクトとの作業分担や設計料の回収など、国内とは違うメリハリが求められた。「日本では一生かけてもこれほど大規模なプロジェクトはできなかっただろう」。そう語るのは、ICU(東京都中央区)の長田直之代表だ。

7位:Q.米ハドソンヤード巨大開発、超高層ビル群の下にあるのは?

写真:日経アーキテクチュア
写真:日経アーキテクチュア

 米ニューヨーク、マンハッタン西側のハドソン川沿いで、大規模な「ハドソンヤード」開発事業が進行しています。ニューヨーク市と海外デベロッパーとの共同事業により、敷地面積約11ヘクタールを開発する一大プロジェクトです。2018年10月には三井不動産の米国子会社・三井不動産アメリカが中心となり開発した、地下2階・地上51階建てのオフィスビル「55ハドソンヤード」が竣工。

8位:築3年でガラス997枚交換の事態に

 広島県呉市の庁舎で、2015年末の竣工から2年半のうちに、異なる2社が納入した強化ガラス3枚が相次いで割れた。いずれも外力が加わっていない状態で突然割れる「自然破損」だった。最初の破損は17年2月2日。7階執務室に設置していたセントラル硝子製の強化ガラスだ。市は施工した五洋建設に対応を依頼。同社は瑕疵(かし)担保期間中のため、無償交換した。

9位:35年をかけた“ 集落としての小学校”が完成

写真:アトリエ・ファイ建築研究所
写真:アトリエ・ファイ建築研究所

 那覇市立城西小学校の改築計画は、1983年に始まった。当時はプロポーザルの方式もなかったので、私たちアトリエ・ファイと地元の末吉栄三計画研究室で共同して、「守礼門」に隣接する敷地で、30の普通教室、図書室、視聴覚室、職員室、給食室などの改築(87年竣工)に向けて設計が始まった。その後2003年に特別教室棟の改築が行われた。

10位:冬暖かい家は夏も涼しい?

イラスト:ナカニシ ミエ
イラスト:ナカニシ ミエ

 住宅の断熱性は「外皮平均熱貫流率」UA値で規定されている。一方、夏の涼しさについては、日射の遮蔽性能を定める「冷房期の平均日射熱取得率」ηACが指標となる。ηACが小さいほど、敷地に降り注ぐ日射熱のうち室内に侵入する熱量が少なくなる。今回は、ηACの解説とともに「夏に涼しい家」について考察する。