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 日経クロステック建築・住宅面で、過去に公開したニュースをランキング形式でご紹介します。2019年9月7日~9月13日に読まれた記事の1~10位までを、本日9月10日~9月16日にかけて無料で読めるようにしました。

1位:注目オープンは「伊東豊雄氏設計のスタジアム」

 国内外の最新プロジェクトをチェックできる新連載「建築カレンダー」。近くオープンするものを毎月厳選し、それぞれのイメージや概要データなどを開業順に伝えていく。各地で広がる開発ラッシュを見逃すな! 2019年9月の注目プロジェクトは次の5件だ。

2位:お堅い建設マンもTシャツ姿でベンチャー協業、ゼネコンの研究開発が沸騰中

写真:日経アーキテクチュア
写真:日経アーキテクチュア

 2019年4月19日夕、東京都江東区にある竹中工務店の東京本店に、ベンチャー企業の経営者などが続々と集結していた。「TAKENAKAアクセラレーター」の説明会に参加するためだ。同社の俵谷宗克副社長らはおそろいのTシャツに身を包み、笑顔で参加者を出迎えた。TAKENAKAアクセラレーターとは、同社と共に新たなビジネスに挑戦したいと考えるベンチャー企業を募る取り組み。

3位:建設会社2018年度決算ランキング

資料:アンケートを基に日経アーキテクチュアが作成
資料:アンケートを基に日経アーキテクチュアが作成

調査概要

  • 各社の2018年度単体決算(2018年4月~19年3月の間に期末を迎えた決算の単体実績)をアンケート形式で調査した。調査票は19年6月初旬に郵送し、7月初旬までに回収した
  • 調査主体:日経アーキテクチュア
  • 調査協力:日経BPコンサルティング
  • 調査対象は、2019年4月11日時点で、経営事項審査の「建築一式工事」の完成工事高が100億円以上の239社。回答社数は76社(回答率31.8%)。調査に当たっては、建設関連ソフトの開発・販売を手掛けるワイズ(長野市)の協力を得た

4位:1000人の設計者がコンピュテーショナルデザイン、清水建設の3Dモデル教育現場に潜入

写真:日経アーキテクチュア
写真:日経アーキテクチュア

 大手ゼネコンの清水建設が、全社規模で「コンピュテーショナルデザイン」に大きく舵(かじ)を切った。約1000人が所属する設計本部の社員に、コンピュテーショナルデザインを実践させる。コンピュテーショナルデザインとは、設計プロセスに入る前のコンセプト固めやスタディー、シミュレーションといった企画立案を、コンピューターを使って実行することを指す。

5位:Q.坂の街「尾道」の新駅舎、2階には何がある?

 年間約680万人の観光客でにぎわう広島県尾道市。その玄関口であるJR山陽本線「尾道駅」の駅舎が2019年3月に生まれ変わりました。旧駅舎は築90年以上の木造平屋でしたが新駅舎は鉄骨造の地上2階建て。背後の山の稜線と調和させた3段に分かれた瓦ぶきの大屋根が特徴です。新駅舎の2階には観光で訪れる人にうれしいある施設が入っています。その施設とは次の3つのうちどれでしょう。

  1. 電車が見えるホテル
  2. 日帰りラドン温泉
  3. 大林宣彦監督にちなんだ映画館

6位:ドバイに建てるザハ設計の“四角いドーナツ”

 ビルの壁面をうがつように空いた大穴は、故ザハ・ハディド氏の真骨頂とも言える意匠だ。この不思議な建物は「オーパス」。ホテルやオフィスが入居する予定の複合ビルだ。日本語で音楽や文芸の“作品”という意味を持つオーパスは、アラブ首長国連邦を構成するドバイ首長国のランドマークタワー「ブルジュ・ハリファ」の近くで建設が進む。

7位:「高級ホテルは公園施設か?」、奈良公園の近隣住民が県を再び提訴

写真:奈良公園の環境を守る会
写真:奈良公園の環境を守る会

 奈良県が進める奈良公園南端の県有地(奈良市高畑町)に高級ホテルを整備する「高畑町裁判所跡地保存管理・活用事業」に対して、建設予定地の近隣住民が再び「NO」を突き付けた。2019年8月6日、近隣住民8人が県を相手取り、ホテルの設置許可処分の取り消しを求める訴えを奈良地方裁判所に起こした。

8位:隈・安井JVがSANAAなどを抑える、滋賀県守山市新庁舎プロポ

 滋賀県守山市は、新庁舎の基本設計者を選ぶ公募型プロポーザルで、優秀者に隈研吾建築都市設計事務所(東京・港)と安井建築設計事務所(大阪市)の2社によるJV(共同企業体)を選定した。次点者は東畑建築事務所(大阪市)と遠藤克彦建築研究所(東京・港)のJVだった。

9位:大阪の屋根飛散による死亡事故は人災だった

 屋根材の飛散による人身事故が起こると「天災」として片付けられることが多い。本当にそうだろうか。原因をよく調べてみると、天災はごく少数で、本当は人災であることが圧倒的に多いと記者は考えている。1年前、大阪市内で起こった屋根飛散による死亡事故はその端的な例だ。事故は2018年9月4日、近畿地方に深い爪痕を残した台風21号が来襲した当日に起きた。大阪市内のマンションの8階に住む70代の女性が、飛来した屋根材の直撃を受けて死亡するという大変痛ましい事故だった。この一件はテレビや新聞で報道され、多くの人に衝撃を与えた。

10位:床束の僅かな傾きに不満

 木造2階建ての注文住宅を建てたA氏は、入居後、「床下に施工不備が隠されているのではないか」と不安を抱えていた。そこで自らの目で確かめようとA氏は床下に潜ることにした。ライトで照らしながら床下を確認するA氏。幸い水漏れや断熱材の施工不備などは見当たらなかった。だが1点だけ不安を拭い去れないものを見つけてしまった。床の大引きを支える鋼製束だ。A氏が目視で確認したところ数本が斜めに取り付けられていたという。