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 日経クロステック建築・住宅面で、過去に公開したニュースをランキング形式でご紹介します。2019年9月21日~9月27日に読まれた記事の1~10位までを、本日9月24日~9月30日にかけて無料で読めるようにしました。

1位:熊本のど真ん中で開業、日本最大級のバスターミナル付き商業施設に行ってきた

写真:日経アーキテクチュア
写真:日経アーキテクチュア

 2019年9月14日、熊本市の新たなランドマークとなる「SAKURA MACHI Kumamoto」が市中心部で開業した。熊本交通センター跡地を活用した大規模再開発事業の中核となる商業施設で、日本最大級のバスターミナルを擁する。再開発エリアには3000人を収容可能な「熊本城ホール」やホテル、集合住宅などを併設した。16年の熊本地震からの復興に向けた起爆剤として、期待が高まる。

2位:Q.木がもじゃもじゃ茂るこのビルの正体は?

 JR池袋駅から南へ徒歩5分。店舗や雑居ビルが並ぶ「シアターグリーン通り」に面して2018年8月、新たに地上8階建てのビルが完成しました。すだれのような銅管ルーバーから植物があふれて顔をのぞかせるこの建物の正体は、いったい何でしょう?

  1. 木材会社の本社ビル
  2. 動物園

3位:竹中工務店のぐにゃぐにゃ構造の現場を仕切る作業所長、施工BIMがなければお手上げ

 「何だ、これは?」──。竹中工務店が東京・墨田に建設中の複雑な形をしたオフィスビル。このプロジェクトの「作業所長」に任命された東京本店の永井一嘉氏は最初に建物のパース(完成予想図)を見たとき、そう思ったと明かす。永井氏が担当することになったのは廃棄物処理や資源のリサイクルといった事業を手掛けるリバーホールディングス(東京都千代田区)の新本社ビルだ。

4位:村野藤吾 まねできなかった魔術的インテリア

 村野藤吾:早稲田大学の建築科を卒業後、渡辺節建築事務所を経て1929年に村野建築事務所を開設、1949年には村野・森建築事務所と改称した。「様式の上にあれ」を唱え、様式建築の乗り越えから建築家をスタートする。しかしモダニズムに染まることはなく、豊かな造形性や素材感を備えた作風は、戦後、モダニズムが主流の時代にも異彩を放ち続けた。代表作は、宇部市渡辺翁記念会館、世界平和記念聖堂、千代田生命ビルなど多数。商業建築から公共施設まで幅広い分野で活躍し、また料亭や茶室などの和風建築でも巧みな腕を振るった。晩年の大作、新高輪プリンスホテルを完成させたのは90歳を超えてから。老いても旺盛な創作活動を続けた。

5位:明るく開放的なZEB

 ポンプ・送風機メーカー、テラル(広島県福山市)の本社は、農地や事業所、住宅地が混在する地域の一画に位置する。敷地内には、本社工場や事務スペースが入る既存棟が並ぶ。延べ床面積1963.4m2、2階建て鉄骨造の新しい本社事務所棟は、100周年記念事業の一環として、敷地の南側のエリアに既存棟の南側へ接続させる形で建設した。

6位:内外装に木を多用する9階建て純木造学生寮、地方からの上京者を癒やす

 地方から上京してきた、期待や不安を抱える学生が木のぬくもりに包まれた空間で過ごす。玉川学園(東京都町田市)は9階建て、高さ31mの純木造学生寮をキャンパス内に建設する。建物の構造体だけでなく、内装や外装にも木材をふんだんに使用。敷地内で採れた間伐材を内装材の一部に使用して、メンテナンスの必要がある樹木の有効利用も図る。

7位:エアコンを買い替えれば節電に?

イラスト:ナカニシミエ
イラスト:ナカニシミエ

 温暖化の進行を肌で感じる昨今の夏。エアコンの買い替えを考えた人も多いだろう。前真之・東京大学准教授は、エアコンの性能表示は実使用と合致しておらず、間違った機器選びを誘導しかねないと警鐘を鳴らす。今回は、正しい機器選びに欠かせない、エアコンの省エネ性能の読み解き方について解説する。

8位:ダブル対談 この建築家がすごい!

 建築史家で建築家でもある藤森照信氏。丹下健三ツウとしても知られる藤森氏をゲストに迎え、丹下氏の設計で1964年に竣工した東京カテドラル聖マリア大聖堂にて、磯達雄氏との対談を行った。「丹下健三は20世紀後半、世界の頂点に立った」と藤森氏。……という堅い前振りはさておき、この対談、面白過ぎる!

9位:五浦美術館で企画展中止、空調故障で湿度の制御が不能に

写真:茨城県天心記念五浦美術館
写真:茨城県天心記念五浦美術館

 茨城県天心記念五浦美術館は2019年9月2日、空調設備の故障を受けて20年4月までに予定していた4つの企画展を中止すると発表した。建物全体の空調を担っていた冷温水チラーが老朽化のため故障し、展示作品の管理に適切な湿度を保てなくなった。常設展の展示は続ける。同美術館は、岡倉天心や横山大観の日本画などを展示している。1997年に開館した。

10位:台湾・新竹市の図書館コンペ、平田晃久チームが「知の峡谷」で最優秀に

資料:平田晃久建築設計事務所
資料:平田晃久建築設計事務所

 台湾・新竹市の図書館設計コンペで、平田晃久建築設計事務所(東京・港)とシィーエン・クオ・アーキテクト・アンド・アソシエーツ(台湾・台北市)の2社によるJVの案が最優秀に選ばれた。新竹市図書館の設計コンセプトは「知の峡谷」。都市計画を踏襲して、グリーンベルトの軸を強化する知の峡谷を提案した。