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 日経クロステック建築・住宅面で、過去に公開したニュースをランキング形式でご紹介します。2019年12月9日~12月15日に読まれた記事の1~10位までを、本日12月11日~12月16日にかけて無料で読めるようにしました。

1位:「代々木体育館」がレガシー改修、吊り屋根・天井など見た目変えずに耐震補強

写真:日本スポーツ振興センター
写真:日本スポーツ振興センター

 丹下健三が設計した国立代々木競技場第一体育館は、1964年東京五輪の水泳会場として建設され、以降は「体育館」としての競技利用やコンサート開催など多目的施設として親しまれている。20年東京五輪ではハンドボール、パラリンピックでは車いすラグビーとバドミントンの会場となる。第一体育館の耐震改修に当たっては、入念な調査・検討を要した。

2位:2020年春開業の高輪ゲートウェイ駅、無人AI決済店の初出店など明らかに

写真:ITイメージング
写真:ITイメージング

 JR東日本は2019年12月、20年春に暫定開業予定の新駅「高輪ゲートウェイ駅」の概要を発表した。太陽光発電パネルを設置するなど環境保全技術を導入。構内には無人AI決済店舗が出店する。駅の西側で進む複合開発「品川開発プロジェクト(第1期)」は24年ごろに街開きを迎える。高輪ゲートウェイ駅の総事業費は約192億円、品川開発プロジェクト(第1・2期)の総事業費は約5000億円を見込む。

3位:廃虚マンション放置は「社会経済的災害」だ

 滋賀県野洲市は2019年12月、10年以上前から人が生活していない分譲マンション「美和コーポ」を、「20年1月25日に行政代執行で解体する」と区分所有者に通知した。市は18年9月に美和コーポを、空き家等対策の推進に関する特別措置法による「特定空き家等」に認定。区分所有者に対して19年9月21日までに自主解体するよう通知していた。しかし、管理組合の存在しない“廃虚マンション”の解体は実施されなかった。

4位:Q.復旧進む熊本城、熊本地震で大天守はなぜ倒壊を免れた?

写真:日経コンストラクション
写真:日経コンストラクション

 2016年の熊本地震により熊本城では石垣が崩れ、多くの建物が倒壊しました。しかし大天守は石垣や屋根に被害が出たものの、倒壊は免れました。それはなぜだったのでしょうか。

  1. 石垣ではなく、杭(くい)で上部構造を支えていたから
  2. 石垣ではなく、片持ち梁(はり)で1階床を支えていたから
  3. 制振装置が働いたから

5位:シリコンバレーで「建設テック一番乗り」の大林組、手取り足取りで深い関係に

写真:日経アーキテクチュア
写真:日経アーキテクチュア

 米シリコンバレーの拠点で、ベンチャー企業などとのオープンイノベーションに力を入れる大林組。スタンフォード大学の人脈や、建設分野を専門とする現地のVCなどを通じて地歩を固めてきた。前編に続き、研究開発を統括する梶田直揮技術本部長とグループ経営戦略室の堀井環・経営基盤イノベーション推進部長に成果と課題を聞く。

6位:携帯端末と情報共有できるCAD

 建築ピボットは、携帯端末と情報共有できる建築設計・製図CAD「DRA-CAD18シリーズ」を2019年11月に発売した。携帯端末でビューアーアプリの図面を見たり、作成した図面上のQRコードで情報を得たりできる。「DRA-CAD」は建築の企画や生産、運用といった一連の作業を支援するソフトだ。

7位:五輪バレー会場「有明アリーナ」が竣工、“3大アリーナ”は水泳会場の完成を残すのみ

 2020年東京五輪・パラリンピックの競技会場として東京都が建設を進めてきた「有明アリーナ」が、19年12月9日に竣工した。新設する“3大アリーナ”のうち、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が事業主体の「有明体操競技場」では既に、テスト大会を兼ねたこけら落としのトランポリン世界選手権を12月1日に終えた。あと1つ、水泳会場となる「東京アクアティクスセンター」の完成を残すのみとなった。有明アリーナは、2020年東京五輪ではバレーボール、パラリンピックでは車いすバスケットボールの会場となる。建物は、RC造、一部S造・SRC造の地上5階建てで、延べ面積は約4万7200m2。大会時の席数は仮設を含めて約1万5000席だ。

8位:蓄電池で停電対策は万全?

イラスト:ナカニシ ミエ
イラスト:ナカニシ ミエ

 今、改めて蓄電池について解説したい理由は、大きく2つある。1つ目は、国が太陽光発電の普及のために強力にプッシュしてきた固定価格買い取り制度の「買い取り期間満了」に関係する。固定価格48円/kWhで10年間の買い取りが保証されていた物件が19年11月以降、続々と期間満了を迎える。

9位:丹下健三が残した「代々木体育館」のアリーナ天井、保全しながら耐震化

写真:日経アーキテクチュア
写真:日経アーキテクチュア

 国立代々木競技場第一体育館の耐震改修工事では、下部構造と屋根構造のほか、非構造部材の耐震化も必須となった。「東日本大震災の発生時、第一体育館の大屋根が波打つように動いたのを目の当たりにした。ちょうど屋根塗装の全面塗り替え工事のために現場に入っていたときだ。天井も不規則に動いていただろう」。作業所長を務めた清水建設の毛利元康氏は、こう振り返る。

10位:豪雪地でZEHに初挑戦 窓を介し田園風景を体感

 引き込めば全開する木製窓の内側はダイニングやまきストーブのコーナーで構成された家族のだんらん空間となっている。窓の枠が額縁となり敷地の南側に広がる田園風景を切り取る。掃き出し窓の外側には不整形な平面を持つ木製デッキを敷いた。「四季折々に変化する自然を体感しながら暮らしたい」。2018年8月に完成した木造2階建ての新・魚沼の家(新潟県十日町市)は建て主である藤田満氏夫妻のそんな思いを実現した住宅だ。