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 1月に新型コロナウイルス禍が発生したことで、2020年はまさに“ニューノーマル元年”への移行を迫られる状況となった1年だった。世界的な感染拡大を受けてステイホームが推奨され、企業のテレワーク活用が一気に進んだ。昨今では企業の業務プロセスをデジタル化によって改革する「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉が流行しているが、テレワーク推奨の流れによって、企業は好むと好まざるとにかかわらず、DXに向かわざるを得ない状況になっている。

 こうした状況は、我々一般市民の生活にも大きな変化をもたらした。多くの人が不要不急の外出を自粛し、慣れない自宅での業務に従事する。通常は会議室などで開催される打ち合わせや会議もZoomやMicrosoft Teamsなどを用いたビデオ会議システムに移行。飲み会もオンラインで行われるようになった。24時間ステイホーム生活になり、家族同士の絆が深まったという場合もあるかもしれないが、ケンカが増えた、外出や外食などで息抜きできない、人とコミュニケーションができなくてストレスがたまるなど、トラブルを抱える人も多かったのではないだろうか。

(出所:各社、以下同)
(出所:各社、以下同)
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