働き方改革への取り組みが進む中で、仕事の効率アップは今まで以上に求められている。Excelでテキパキと作業をこなす秘訣は、頻繁に使用する基本操作をいかに効率的に実行するかにある。頻繁に利用するExcelの機能を取り上げて、操作をより効率化するテクニックや意外な裏技を紹介する。

Excelで時短
目次
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Excelの新規グラフに書式を流用、テンプレート保存で同じデザインを一発再現
Excelのグラフはテンプレートとして保存できるようになっている。保存したテンプレートを新たに作成するグラフの書式に流用しよう。イチから書式を設定するよりも断然速い。
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Excelグラフの書式流用、イチから作るよりも断然早くて快適な方法
Excelを使って今から新しいグラフを作りたい。簡単なグラフならいざしらず、書式がちょっと複雑なグラフの場合、以前作ったグラフの書式を流用して時短を図りたくなる。どうするのが早くて快適だろう?
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Excelで「1984」を「昭和59」に変換、DATE関数と表示形式で瞬く間に完了
Excelで年表を作成する場合、「西暦年」の列と「和暦年」の列を設けることが多い。面倒なのは西暦を和暦に変えたり、その逆をしたりする作業だ。
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Excel表でオートフィルによるデザイン崩れ、「Ctrl」「Enter」のペアで回避する
きれいに書式を設定したExcelの表で、数式などをオートフィルするとデザインが崩れてがっかりすることがよくある。このデザイン崩れを上手に回避する方法を紹介したい。
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Excelで文書に利用する「大人の表」、1色プラス中間色でシンプルに仕上げる
ビジネス文書に掲載する表の作成にExcelを利用している人も多いに違いない。今回は数式など一切ない、Excelでの純粋な表作りについて考えてみたい。
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Excelの「オートSUM」で要注意、凡ミスで発生する大失態とその回避方法
「ホーム」タブにある「オートSUM」ボタンは、クリックすることで自動的にSUM関数の数式が入り、範囲もExcelが判断して自動的に入力してくれる。大いに活用している人も多いはずだ。
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Excelでデータの並べ替え、よく使う機能なのに回り道している人が大勢いるみたい
データの並べ替えはExcelで頻繁に利用する機能の1つだろう。しかし、回り道して利用している人が結構いそうだ。並べ替えの方法としては大きく3種類ある。
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Excelでデータの位置、今さら聞けない「右寄り」と「左寄り」の違いは何?
Excelに入力した値を見ると、左に寄っているものもあれば右に寄っているものもある。これはExcelがルールに従ってそれぞれの位置を決めている。「左揃え」「中央揃え」「右揃え」はよく使う書式設定だが、「インデント」はあまりメジャーではないかもしれない。
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Excelのセルに「データバー」、横棒グラフを手っ取り早く作成する
Excelのセルに「データバー」を表示して、横棒グラフの代わりにするワザを紹介したい。グラフ機能を使うよりも横棒グラフを手っ取り早く作成できる。
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Excelの「データ選択ウィザード」で著名人の生没年や写真を自動取得する
Microsoft 365のExcelには「データ選択ウィザード」という機能がある。いま話題のChatGPTとまではいかないものの、それでも「えっ、Excelでこんなことができるの!」といったパワーを秘めている。
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Excelで見違える、表作りのポイントはシンプルな技の組み合わせ
Excelで作る表は、正確さが欠かせない。実際、着色や文字の折り返し、枠線の設定、文字列の調整など、シンプルな技の組み合わせで、見違える表になるものだ。
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Excelで驚きのランク分け、IFS関数を使わない「表示形式」のマジック
ExcelのIFS関数を使うと、点数に準じて「A」「B」「C」などとランク分けができる。今回はこのランク分けを関数なしで行いたい。利用するのは意外にも「表示形式」なのだ。
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Excelで別表に集計、ボタン一発で分類ごとに合計する
Excelの「データ」タブには、「統合」ボタンという、あまり使われないが、結構便利な機能がある。分類ごとの集計、例えばチームごと、あるいは商品ごと、担当者ごとの得点や販売の合計を計算する際に、なかなか重宝する。
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Excelで文字列の置き換え、SUBSTITUTE関数で複数の置換を一発で実行する
Excelで文字列を別の文字列に置き換える場合、「検索と置換」を用いるのが一般的だ。一方、同様のことはSUBSTITUTE関数でもできる。SUBSTITUTE関数の場合、元のデータを残しつつ、別の文字列に置き換えた新たなデータを作り出す。一例を見てみよう。
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Excelで売り上げ推移、前年割れの値を「条件付き書式」で強調表示にする
Excelでマイナスの値を赤字にする場合、「表示形式」を用いるのが基本になる。しかしながら、この「表示形式」を使えないケースがある。その1つに、前年割れの値を赤字で表示する場合がある。
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Excelで「赤字」の表示、マイナス値の文字を赤くするあの手この手
Excelの集計表では、マイナスの値を赤字で表示することがよくある。では、黒字(標準色)になっているマイナスを赤字にするにはどうすればよいか。今回はその方法をいくつか考えてみたい。
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Excelで大人のグラフ、同系色とグレーでシックに見せる
Excelで作ったグラフには、青やオレンジ、黄色など、あらかじめ決められた標準的な色が適用される。ただ、異なる色をたくさん使うと、まとまりのないグラフになりがちだ。これを同系色でまとめて、オシャレで大人っぽく、落ち着いたグラフに仕上げてみよう。
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Excelからファイルへのアクセス、「ピン留め」の有効活用でイライラを解消する
Officeファミリーのアプリケーションには「ピン留め」という機能がある。これはよくアクセスするファイルなど、特定のアイテムを指定してピン留めし、目立つ場所に表示する機能だ。ただ便利で設定も容易ながら、なぜかあまり使われていないようだ。
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Excelでちょっと変わった平均、極端な値を自動的に除外するTRIMMEAN関数
Excelでデータの平均を計算する場合、AVERAGE関数を利用する。これはほぼ常識だろう。ただしExcelには、AVERAGE関数以外にもTRIMMEAN関数という平均を計算するための関数がある。
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Excelで表のドレスアップ、セルのスタイルをフル活用して「ちりも積もれば」時短
Excelの「ホーム」タブにある「セルのスタイル」には、あらかじめ設定されたセルのスタイルが登録されている。表の見栄えを整えるのになかなか使えるので、今回はそのワザを紹介したいと思う。