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 Excelで作ったグラフには、青やオレンジ、黄色など、あらかじめ決められた標準的な色が適用される。ただ、異なる色をたくさん使うと、まとまりのないグラフになりがちだ。

Excelで作成したよくある標準のカラフルなグラフ。これはこれで別に問題はないのだが……
Excelで作成したよくある標準のカラフルなグラフ。これはこれで別に問題はないのだが……
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オシャレなグラフ作りの鉄則

 オシャレで大人っぽく、落ち着いたグラフに仕上げるには、本来、色数を制限するのが鉄則だ。Excelで作った標準色のグラフも、同系色でまとめると、見違える印象になる。手順を紹介しよう。

同系色に変更するには、「グラフデザイン」タブの「色の変更」ボタンから「モノクロ」のいずれかを選ぶ。ここでは、「モノクロパレット1」を選んだ
同系色に変更するには、「グラフデザイン」タブの「色の変更」ボタンから「モノクロ」のいずれかを選ぶ。ここでは、「モノクロパレット1」を選んだ
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円グラフがブルーの同系色になった
円グラフがブルーの同系色になった
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「グラフのデザイン」タブの「クイックレイアウト」ボタンから、「レイアウト1」を選んで、データラベルに支持率(%)も表示する。ただ、小数点以下が表示されていない
「グラフのデザイン」タブの「クイックレイアウト」ボタンから、「レイアウト1」を選んで、データラベルに支持率(%)も表示する。ただ、小数点以下が表示されていない
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いずれかのデータラベルをダブルクリックして、「データラベルの書式設定」作業ウィンドウを開く。「ラベルオプション」→「ラベルオプション」→「表示形式」で、「カテゴリ」を「パーセンテージ」、「小数点以下の桁数」を「1」にする。これで小数第1位まで表示できた
いずれかのデータラベルをダブルクリックして、「データラベルの書式設定」作業ウィンドウを開く。「ラベルオプション」→「ラベルオプション」→「表示形式」で、「カテゴリ」を「パーセンテージ」、「小数点以下の桁数」を「1」にする。これで小数第1位まで表示できた
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 作業は途中ながら、同系色によるかなりシックなグラフになってきた。引き続き色使いに配慮しながら「支持する」「どちらかと言えば支持する」を強調してみたい。