Excelで作った表では、所定のセルに文字列、別のセルには数値などと、入力する値のタイプが決まっているケースが多い。このような表で、他人にデータ入力を任せると、数値のセルに文字列を入力するなど、してはいけないことを平気でやってしまう人がいる。こうした事態に備えるには、「データ入力規則」の「エラーメッセージ」を使用するとよい。
必ず「1」を入力してもらう
下図は予防接種の有無を示す表で以前にも利用したものだ。この表の特徴は、セルに「1」と入力すると「条件付き書式」が機能してセルに塗りが適用され、接種済みであることを示すようになっている。
関連記事 Excelで丸バツを使わないチェックリスト、スマートかつ素早くセルを塗って識別このような表では、セルに「○」や「×」を入力されると非常に困る。「1」でないと正しく集計できないからだ。作業担当者に必ず「1」と入力してもらえるように次の方法を取ろう。
以上で「データ入力規則」を設定できた。試しに「1」とそれ以外の値を入力してみよう。「○」と入力したら叱られた。