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ガントチャートはプロジェクトの進捗管理やスケジュール管理などに用いる。仕事にとても役立つツールだ。ところが、Excelが備えるグラフの種類にはガントチャートがない。そのため図形機能を用いてガントチャートを作成した経験を持つ人もいるのではないか。
実は、次に挙げる方法を用いると、グラフ機能で簡単にガントチャートを作れてしまう。
ポイントは表の仕様にあり
ガントチャート作成のポイントは、グラフの基にする表の仕様にある。表には、「タスク名」「経過日数」「所要日数」の3つの系列を用意する。
最初の「タスク名」の列には、個別の作業名を入力する。続く「経過日数」にはその作業の開始が、初日から数えて何日経過しているかを入力する。プロジェクトの初日から始まる作業ならば経過日数は「0」だし、3日後ならば「2」になる。最後の「所要日数」は、その作業に要する日数を入力する。