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 第2水曜や第3木曜に部門会議が開催されるなど毎月お決まりの行事があるケースは多い。実は第n○曜日を求めるのは意外に難しかったりする。ここでは計算式を最低限にした、できるだけシンプルな方法を紹介したい。

月初めの曜日を特定する

 段取りとしては、まず、月初めの日付と曜日を特定する。この曜日を基準にして、第n○曜日までの日数を月初めの日付に加算することで、ターゲットとなる日付を求める。ここでは2022年における各月の第3木曜日を取り出してみよう。

A2を選んで「1/1」と入力する。そのあとA2の右下隅のハンドルをA13までドラッグして、「オートフィルオプション」ボタンから「連続データ(月単位)」を選ぶ。
A2を選んで「1/1」と入力する。そのあとA2の右下隅のハンドルをA13までドラッグして、「オートフィルオプション」ボタンから「連続データ(月単位)」を選ぶ。
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月初めの日付を一発で入力できた
月初めの日付を一発で入力できた
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A2:A13を選択し、「ホーム」タブの「数値の書式」横の下向き三角から「その他の表示形式」を選ぶ
A2:A13を選択し、「ホーム」タブの「数値の書式」横の下向き三角から「その他の表示形式」を選ぶ
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現在、「種類」は「m"月"d"日"」となっているので、これを「m"月"d"日"(aaa)」と末尾に「(aaa)」を入力する
現在、「種類」は「m"月"d"日"」となっているので、これを「m"月"d"日"(aaa)」と末尾に「(aaa)」を入力する
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「OK」ボタンを押すと、「1月1日(土)」のように、日付と曜日を1つのセルに表示できる。これで月初めの曜日を特定できた
「OK」ボタンを押すと、「1月1日(土)」のように、日付と曜日を1つのセルに表示できる。これで月初めの曜日を特定できた
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