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 Excelで住所録を管理している人はたくさんいるはずだ。こうした住所録は一度データを入力してしまうと快適に利用できる。ただ、苦労するのはそのデータを入力する作業そのものだろう。ここでは入力の際に役立つ、郵便番号から住所を自動作成する時短ワザを紹介したいと思う。

Microsoft IMEの日本語変換機能を利用

 まず、日本語入力環境がMicrosoft IMEであることを確認する。次に、入力方法をローマ字入力に切り替える。ローマ字入力を利用している人はそのままでOKだが、かな入力の人は[Alt]キー+[カタカナひらがな|ローマ字]キーを押す。これを押すことで、かな入力とローマ字入力を切り替えられる(その逆も可)。「Alt+ひらがなキーが押されました」とダイアログが現れる場合は、「はい」ボタンを押せばよい。

 以上の準備ができたら、次の要領で、郵便番号から住所に変換する。

A2を選んで、「125−0062」のように、全角で郵便番号を入力する。ハイフンも忘れないで入力しよう
A2を選んで、「125−0062」のように、全角で郵便番号を入力する。ハイフンも忘れないで入力しよう
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スペースキーを押して日本語変換を実行する。メニューには、入力した郵便番号に該当する住所が表示されるので選択する
スペースキーを押して日本語変換を実行する。メニューには、入力した郵便番号に該当する住所が表示されるので選択する
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住所を自動作成できた。これは時短にかなり効きそうだ
住所を自動作成できた。これは時短にかなり効きそうだ
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 Microsoft IMEが持つ日本語変換機能を用いて自動作成した住所データの特徴は、振り仮名に入力した郵便番号を保持している点だ。次の要領で確認してみよう。

自動作成した住所データを選択して、「ホーム」タブの「ふりがなの表示/非表示」ボタンをクリックする
自動作成した住所データを選択して、「ホーム」タブの「ふりがなの表示/非表示」ボタンをクリックする
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振り仮名に郵便番号を表示できた
振り仮名に郵便番号を表示できた
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