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 Excelの定番技の1つに「オートフィル」がある。これは、パターンに従ってデータを自動入力する機能だ。とても便利な機能ながら、せっかく設定した書式が崩れるなど、イラッとすることもある。回避方法を具体例で紹介したい。

基本中の基本、数式のオートフィル

 下図は米ドルに対する円の為替レートを見たものだ。ここではC列に前日比の値を表示したい。このようなケースでは、オートフィルを使うとサクサクと作業を進められる。

C3をクリックして、「=B2-B3」と入力する。[Enter]キーを押すと相場が立った前日と今日の為替レートの差を表示できる。マイナスだと円安、プラスだと円高を示す
C3をクリックして、「=B2-B3」と入力する。[Enter]キーを押すと相場が立った前日と今日の為替レートの差を表示できる。マイナスだと円安、プラスだと円高を示す
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数式を入力したC3を選ぶ。セルの右下隅にフィルハンドルが現れるので、これをC10までドラッグする
数式を入力したC3を選ぶ。セルの右下隅にフィルハンドルが現れるので、これをC10までドラッグする
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相対参照が働いて、それぞれのセルに応じた数式を自動で入力できた
相対参照が働いて、それぞれのセルに応じた数式を自動で入力できた
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 このように、フィルハンドルをドラッグするのがオートフィルの基本になる。ただ、これにはもっと効率的な方法がある。本連載でも何度も触れている、フィルハンドルのダブルクリックだ。

数式を入力したC3を選び、フィルハンドルをダブルクリックする
数式を入力したC3を選び、フィルハンドルをダブルクリックする
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一発でC10まで数式を自動入力できた。こいつはマウスでズルズルとドラッグするよりも、圧倒的に快適だ
一発でC10まで数式を自動入力できた。こいつはマウスでズルズルとドラッグするよりも、圧倒的に快適だ
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 今回のように隣の列にデータが入力されている場合、フィルハンドルのダブルクリックで数式を一発で入力できる。マウスのドラッグよりも快適であることは間違いない。