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 企業会計では1年を第1~第4四半期の4期に分割する。世界標準の会計年度では、第1四半期が1~3月、第2四半期が4~6月、第3四半期が7~9月、第4四半期が10~12月になる。以上を念頭に、今回は特定の日付がどの四半期に含まれるのかを計算したいと思う。

世界標準の四半期計算

 下図ではA列に日付が入力されており、この日付がどの四半期に属するのかC列に表示したい。やり方はいろいろ考えられるが、ここではMONTH関数と、おなじみのINT関数を用いた方法を紹介する。

A列の日付がいずれの四半期に該当するのか、C列に算出する
A列の日付がいずれの四半期に該当するのか、C列に算出する
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MONTH関数 日付/時刻関数

=MONTH(シリアル値)

 指定した日付のシリアル値の月の値を返す。

シリアル値 日付を指定する。

INT関数 数学/三角関数

=INT(数値)

 指定した数値を超えない最大の整数を返す。

数値 小数を切り捨てて整数にする実数を指定する。

 MONTH関数は日付のシリアル値から月の値を取り出す関数だ。引数は「シリアル値」の1つだけとなっている。B2を選んだら「=MONTH(」と入力してA2をクリックし、さらに「)」と入力する。数式が「=MONTH(A2)」となったら[Enter]キーを押そう。「2021/1/14」の月の値である「1」がB2に返った。この数式をB7までオートフィルすると、それぞれの日付の月を示す値が返る。

B2に「=MONTH(A2)」と入力する。この数式をB7までオートフィルすると、それぞれの日付の月を示す値を取り出せた
B2に「=MONTH(A2)」と入力する。この数式をB7までオートフィルすると、それぞれの日付の月を示す値を取り出せた
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 続いてそれぞれの月の値がどの四半期に属するのかを特定する。C2を選択したら、「=INT((B2-1)/3)+1」と入力して、この数式をC7までオートフィルする。数式は「月から1を引いた値を3で割って、その徐で得られる小数点以下の値を削除し1を加える」という意味だ。これにより月の値が3までは「1」、6までは「2」、9までは「3」、12までは「4」と、それぞれの月が属する四半期の値が返る。

C2の数式は「=INT((B2-1)/3)+1」とした。これでそれぞれの月に応じた四半期の値が返る
C2の数式は「=INT((B2-1)/3)+1」とした。これでそれぞれの月に応じた四半期の値が返る
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