作業や工程の手順を図解で表現したいことがよくある。こうした図解はSmartArtを利用するとテキパキ作成できる。
SmartArtで図解を時短
SmartArtは図解のひな型を持つ。そのためユーザーは、テキストを追加するだけで、センスの良い図解を素早く作成できる。デザインに自信のない人には有り難い機能だ。
まず、「挿入」タブから「図」ボタンをクリックして、「SmartArt」を選ぶ。「SmartArtグラフィックの選択」ダイアログが開くので、ここでは「手順」から「基本ステップ」を選んだ。「OK」を押すと、「基本ステップ」のひな型がシートに現れる。
シートに挿入した「基本ステップ」は3つの図形が水平に並び、図形の間には矢印がつく。左端の図形の「テキスト」をクリックすると、入力状態になるので、テキストを入力すればよい。また、枠の左端中央にある「<」ボタンをクリックすると「テキストウィンドウ」を表示できる。ここからでも図形の中にテキストを入力できるようになっている。
図形を追加したい場合は、「SmartArtのデザイン」タブにある「図形の追加」から「後に図形を追加」か「前に図形を追加」を選べばよい。図形の数が多くなると窮屈になるので、ハンドルをドラッグして描画エリアを横に広げよう。