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 Excelのタイトルバーの左端を見てもらいたい。下図のように小さなボタンがいくつか並んでいる。これを「クイックアクセスツールバー」という。よく使うコマンドをここに並べておくと、いちいちタブを選んでボタンをクリックする必要がなくなる。いわば左端の「最上席」だ。ここを自分なりの使いやすい環境に設定しておくと、時短に効くこと請け合いだ。

クイックアクセスツールバーには、4種類のボタンが並んでいる。ボタンの初期設定はExcelのバージョンによって異なる
クイックアクセスツールバーには、4種類のボタンが並んでいる。ボタンの初期設定はExcelのバージョンによって異なる
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クイックアクセスツールバーの初期設定を見直す

 クイックアクセスツールバーには、初期設定で「自動保存」「上書き保存」「元に戻す」「やり直し」の4種類が並んでいる(Microsoft 365のExcel版の場合)。また、その右横にあるのは「クイックアクセスツールバーのユーザー設定」ボタンで、クリックするとメニューが現れる。

「クイックアクセスツールバーのユーザー設定」ボタンをクリックすると、メニューが現れる。チェックが入っているボタンがツールバーに表示されている
「クイックアクセスツールバーのユーザー設定」ボタンをクリックすると、メニューが現れる。チェックが入っているボタンがツールバーに表示されている
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 ご覧のように、設定メニューにチェックが入っているボタンがツールバーに表示される。「自動保存」は、米Microsoft(マイクロソフト)のオンラインストレージであるOneDriveと連携した機能だ。「自動保存」がオンの状態でOneDriveに保存してあるExcelファイルを編集すると、数秒ごとに編集内容を自動保存してくれる。

 ただし対象はあくまでも同社のオンラインストレージに保存してあるファイルだ。同サービスを使用していない場合、あっても仕方のない機能なので、不必要なら先のメニューから「自動保存」を選んでチェックを外す。

 「上書き保存」は文字通りファイルを保存するためのものだ。しかし、わざわざマウスでこのボタンを押すよりも、[Control(Ctrl)]+[S]キーを使った方が断然手っ取り早い。だから、この「上書き保存」ボタンは消去してしまおう。

 次の「元に戻す」は、[Ctrl]+[Z]キーに対応する機能で、ボタンを押すと今までに行った編集内容が一覧になる。一覧から元に戻したい項目を選ぶと、そこまで編集内容を元に戻せる。また、「やり直し」は元に戻した内容を取り消す機能だ。これらは便利だし、またクイックアクセスツールバーにだけある機能なので、残しておきたい。

「元に戻す」ボタンを押すと、過去の操作の履歴を表示でき、選んだ操作まで元に戻せる
「元に戻す」ボタンを押すと、過去の操作の履歴を表示でき、選んだ操作まで元に戻せる
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「やり直し」ボタンでは、元に戻した操作の履歴を表示でき、選んだ操作まで取り消せる
「やり直し」ボタンでは、元に戻した操作の履歴を表示でき、選んだ操作まで取り消せる
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