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西暦を和暦に、和暦を西暦に変換したいことがよくある。しかし、突然「平成8年は西暦だと何年?」と問われると、なかなか答えられないものだ。この西暦・和暦の変換をExcelで実行してみたい。
A列に1900年1月1日を起点とした、30年ごとの1月1日を西暦で表示した。この西暦を和暦に変換してB列に表示する
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活用するのは「表示形式」
Excelの日付のシリアル値は1900年1月1日からスタートする。上図はA列に1900年1月1日を起点とした、30年ごとの1月1日を表示したものだ。これらの西暦を和暦に変換してB列に表示したい。
この場合、まず、B2を選んで「=A2」と入力し、この数式をB6までオートフィルする。すると、B列にもA列と同じ西暦を表示できた。このB列の西暦の日付を、「数値の書式」を用いて以下の要領で和暦の表示形式に置き換える。
B2:B6を選択して、「数値の書式」から「その他の表示形式」を選んだ
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「セルの書式設定」ダイアログが開くので、「分類」の「日付」にある「カレンダーの種類」から「和暦」を選び、「種類」から「平成24年3月14日」を選択して「OK」ボタンを押す
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B列に和暦を表示できた。Excelの日付のシリアル値「1」が、「明治33年1月1日」であることが分かる
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