働き方改革への取り組みが進む中で、仕事の効率アップは今まで以上に求められている。Excelでテキパキと作業をこなす秘訣は、頻繁に使用する基本操作をいかに効率的に実行するかにある。頻繁に利用するExcelの機能を取り上げて、操作をより効率化するテクニックや意外な裏技を紹介する。

Excelで時短
目次
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Excelの「データ選択ウィザード」で著名人の生没年や写真を自動取得する
Microsoft 365のExcelには「データ選択ウィザード」という機能がある。いま話題のChatGPTとまではいかないものの、それでも「えっ、Excelでこんなことができるの!」といったパワーを秘めている。
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Excelで見違える、表作りのポイントはシンプルな技の組み合わせ
Excelで作る表は、正確さが欠かせない。実際、着色や文字の折り返し、枠線の設定、文字列の調整など、シンプルな技の組み合わせで、見違える表になるものだ。
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Excelで驚きのランク分け、IFS関数を使わない「表示形式」のマジック
ExcelのIFS関数を使うと、点数に準じて「A」「B」「C」などとランク分けができる。今回はこのランク分けを関数なしで行いたい。利用するのは意外にも「表示形式」なのだ。
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Excelで別表に集計、ボタン一発で分類ごとに合計する
Excelの「データ」タブには、「統合」ボタンという、あまり使われないが、結構便利な機能がある。分類ごとの集計、例えばチームごと、あるいは商品ごと、担当者ごとの得点や販売の合計を計算する際に、なかなか重宝する。
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Excelで文字列の置き換え、SUBSTITUTE関数で複数の置換を一発で実行する
Excelで文字列を別の文字列に置き換える場合、「検索と置換」を用いるのが一般的だ。一方、同様のことはSUBSTITUTE関数でもできる。SUBSTITUTE関数の場合、元のデータを残しつつ、別の文字列に置き換えた新たなデータを作り出す。一例を見てみよう。
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Excelで売り上げ推移、前年割れの値を「条件付き書式」で強調表示にする
Excelでマイナスの値を赤字にする場合、「表示形式」を用いるのが基本になる。しかしながら、この「表示形式」を使えないケースがある。その1つに、前年割れの値を赤字で表示する場合がある。
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Excelで「赤字」の表示、マイナス値の文字を赤くするあの手この手
Excelの集計表では、マイナスの値を赤字で表示することがよくある。では、黒字(標準色)になっているマイナスを赤字にするにはどうすればよいか。今回はその方法をいくつか考えてみたい。
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Excelで大人のグラフ、同系色とグレーでシックに見せる
Excelで作ったグラフには、青やオレンジ、黄色など、あらかじめ決められた標準的な色が適用される。ただ、異なる色をたくさん使うと、まとまりのないグラフになりがちだ。これを同系色でまとめて、オシャレで大人っぽく、落ち着いたグラフに仕上げてみよう。
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Excelからファイルへのアクセス、「ピン留め」の有効活用でイライラを解消する
Officeファミリーのアプリケーションには「ピン留め」という機能がある。これはよくアクセスするファイルなど、特定のアイテムを指定してピン留めし、目立つ場所に表示する機能だ。ただ便利で設定も容易ながら、なぜかあまり使われていないようだ。
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Excelでちょっと変わった平均、極端な値を自動的に除外するTRIMMEAN関数
Excelでデータの平均を計算する場合、AVERAGE関数を利用する。これはほぼ常識だろう。ただしExcelには、AVERAGE関数以外にもTRIMMEAN関数という平均を計算するための関数がある。
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Excelで表のドレスアップ、セルのスタイルをフル活用して「ちりも積もれば」時短
Excelの「ホーム」タブにある「セルのスタイル」には、あらかじめ設定されたセルのスタイルが登録されている。表の見栄えを整えるのになかなか使えるので、今回はそのワザを紹介したいと思う。
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Excelの補助グラフ付き円グラフ、下位項目をまとめて見にくさ解消
Excelの円グラフの場合、項目数が多いと数値の低い項目が小さなサイズになって見にくくなる。見にくさを解消するお勧めの方法を紹介したい。
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Excelで「ピープルグラフ」、棒の代わりにピクトグラムで凝った表示に
Excelはアドインというオプション機能を追加できる。このアドインにピープルグラフがある。ピープルグラフを用いると、凝ったグラフを時短で作成できる。
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Excelで顧客満足度調査、5段階評価の最頻値とバラツキに注目して分析
顧客満足度調査では、満足度を5段階で評価してもらうことが多い。一般に満足度が高いほど大きな数字、満足度が低いほど小さな数字を用いる。今回はその一例として、評価の傾向をExcel関数で調べてみる。
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Excelで写真管理、簡易版ビジュアルデータベースを作ってみた
撮った写真の管理をExcelでできるといえば、「本当?」と思う人も多いに違いない。もちろん、本格的なビジュアルデータベースの構築は難しいが、超簡易版で問題ないのならExcelにだって実現できる。
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Excelで成績をランク付け、上位20%を「A判定」と割り出す関数は
何かをランク付けする際に、上位10%や20%など、全体に占める相対的な割合を利用することがある。例えばテストの成績で上位20%がAランク、上位50%がBランク、それ以外はCランクに振り分けたいとしたら、どんなExcel関数を使えばいいか。
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1000万日は何年?ExcelのCONVERT関数が疑問を秒速で解決
当選賞金が高額な宝くじでは、1等が当たる確率は1000万分の1にさえなるという。しかし、1000万分の1といわれても、具体的にイメージするのははなはだ難しい。Excelを使って具体的に考えてみよう。
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Excelで書式の貼り付け、「3つの裏ワザ」で時短度をアップする
Excelの表を装飾した後、その書式を他の表にも適用したいことがよくある。この場合、「ホーム」タブにある「書式のコピー/貼り付け」を利用するのが王道だ。この定番ワザにここで紹介する「3つの裏ワザ」を加えれば使い勝手が大いに高まるはずだ。
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「ギャンブラーの誤謬」をExcelで検証、コインの表が続いても次が裏とは限らない
コイントスをすると、「表」が連続して出ることがある。このような場合、「次こそ裏が出るのではないか」と思ってしまいがちだ。これを「ギャンブラーの誤謬(ごびゅう)」という。コイントスの結果をExcelのRAND関数とIF関数を用いて調べてみたい。
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かなり使えるExcelの翻訳機能、苦手な外国語訳もボタン1つで時短
近年、機械翻訳の精度がメキメキ上昇してきたように思う。他ならぬOfficeファミリーが持つ翻訳機能もその1つだ。Excelの翻訳機能を利用してみたい。
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