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仕事の効率を高めるならマルチディスプレイの拡張がお勧め

 仕事を効率よく進めたいなら、マルチディスプレイ環境を構築するのがお勧めだ。マルチディスプレイとは、PCに複数のディスプレイを接続する機能である。

 マルチディスプレイには「複製」と「拡張」という2つの使い方がある。複製では、接続するすべてのディスプレイに同じデスクトップを表示する。拡張では、複数のディスプレイにそれぞれデスクトップを設定し、表示出来る情報を増やせる。

複数のディスプレイにまたがってデスクトップを表示し、作業効率を飛躍的に高めるマルチディスプレイ
複数のディスプレイにまたがってデスクトップを表示し、作業効率を飛躍的に高めるマルチディスプレイ
(撮影:スタジオキャスパー。画面上のExcelデータの出所は経済産業省)
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 ビジネスでは、拡張が特に有効だ。例えば1台の液晶ディスプレイしか接続していない環境に複数のアプリを表示すると、多少なりともアプリ同士でウィンドウを重ねなければならず、アプリを切り替えながら作業する必要がある。

 しかし2台のディスプレイを接続し、それぞれにデスクトップを表示しておけば、片方は書類作成用のWord、片方は資料のWebサイトやExcelなどを表示するといった使い方が可能になる。

 マルチディスプレイは、Windows 10では標準の機能である。ビジネスでよく利用される14~15型クラスのノートPCはもちろん、12~13型のモバイルノートPCでも、何らかの外部ディスプレイ出力端子を備えているものがほとんどだ。

 このディスプレイ出力端子に液晶ディスプレイを接続すれば、ノートPCの内蔵液晶ディスプレイに加え、追加した液晶ディスプレイにもデスクトップ画面を表示し、広々とした領域で作業できるようになる。作業する画面が狭いという不満は、これでおそらく解消できるだろう。

ノートPCでも外部ディスプレイ出力端子を備えている
ノートPCでも外部ディスプレイ出力端子を備えている
(撮影:スタジオキャスパー)
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 ただし、せっかく不満を解消しようと液晶ディスプレイを購入しても、手持ちのPCとつながらないようではかえって不満が募るという結果を招きかねない。

 そこで液晶ディスプレイの購入前には、PCの映像「出力」端子を確認しよう。液晶ディスプレイは、PCの出力端子と同じ形状の「入力」端子を搭載するものを選ぶ必要がある。端子の変換アダプターやケーブルで対応できることもあるが、余計なコストがかかるし映像が出力できない原因にもなり得る。

 最近のPCはHDMIやDisplayPort、映像出力に対応するUSB Type-Cコネクターを映像出力端子として搭載していることが多い。接続ケーブルは液晶ディスプレイに付属することがほとんどだが、デスクが狭く長いケーブルが邪魔になりがちなら、別途短めのケーブルを購入して使うのもよい。

液晶ディスプレイ側の映像入力端子は、PCの映像出力端子を合わせる必要がある
液晶ディスプレイ側の映像入力端子は、PCの映像出力端子を合わせる必要がある
(撮影:スタジオキャスパー)
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 ちなみに、ビジネス向けPCを利用している場合は、解像度の高い4K対応ディスプレイは選ばない方がよい。4K解像度での出力にはさまざまな条件があり、あまり性能が高くないビジネス向けのPCでは、そうした条件を満たすことが難しいからだ。フルHD解像度(1920×1080)までの液晶ディスプレイなら、おおむね問題なく利用できる。