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ディスプレイ解像度をよく考える、ノートは開閉角も大事

 特にノートPCユーザーは、ディスプレイのサイズや解像度も気になるはずだ。最適な解像度は、どのようにして見つければよいのだろうか。

 最近は高解像度が普通になってきているが、それが全員に合っているとは限らない。「企業のIT担当者が、年配の経営者が使うのでHD解像度(1280×720)にしたい、電子化した書類を1画面で見られる解像度にしてほしいなど、社内から様々な要望を受けて困り相談に来ることがある」(金子部長)。解像度はPCにとって重要かつ迷うことがあるポイントだということが分かる。このケースの場合は、解像度が高いPCを選択して、解像度がそれほど必要ない人は画面を拡大表示にして使うなどの対応策があり得るという。

 液晶パネルの表面は、光沢のあるグレアと光沢のないノングレアが存在する。ユーザーの好みなのでどちらがよいとはいえないが、アンケートの自由記入欄には「液晶画面がグレアで光って見にくいことがある」という意見が出ていた。購入後にこうした不満を解消するには、画面の明るさを調整したり、ノングレアのシートを貼ったりする対応策が必要となる。

 電車の中などでノートPCを使いこなすモバイルユーザーなどは、ディスプレイ部分の見え方も確認した方がよい。「営業担当者が電車の社内で膝の上に置いて使うこともある。こうしたケースで開閉角が浅いと、きちんと見えないことがある」(金子部長)。また、今回のアンケートでは「初めて(2in1 PCのような)分離型を使用したが、ディスプレイの角度が自由に変えられないのは不便で強く不満に思う。今後は分離型を使わない」という意見も見られた。当たり前だが膝の上に置いて使うケースだと、スタンドを使って立てる機種は不安定になる。

 ストレージに関してはHDDより高速なSSD、かつ業務で使うアプリやファイルを格納可能な容量を確保できるのが理想だ。本特集の3回目で詳しく紹介したので、ここではポイントを1つだけ挙げておきたい。

 現在でも安価な代わりにストレージ容量が32GBと極端に少ないノートPCがある。コストを最重視する企業の中には、こうした格安モデルを選び、クラウド上でデータを管理すればよいと考える場合がある。ただし、こうした運用はセキュリティポリシーやルールの策定が必要となるなど、すんなりと始められないケースもある。アプリケーションやユーティリティソフトをほとんどインストールできないなど、使いこなすのは結構難しい。

最近はノートPCでもフルHD(1920×1080)の解像度は当たり前だ
最近はノートPCでもフルHD(1920×1080)の解像度は当たり前だ
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