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前回から続く)

 自動運転技術を搭載しながら2万円台という、驚きのコストパフォーマンスを実現している中国製ロボット掃除機。その自動運転技術の実力を検証する実機実験を、日経xTECH編集は中国現地で行った。初日は小規模なオフィスで実験した。その結果は前回紹介した通りで、わずか5分で地図を作成した。安くても、十分な実力を備えることを証明した。

 このオフィスは、3人の従業員が働く、小さい部屋だ。部屋は1室で、間取りはシンプル。床に段差もない。部屋には3人分の机と椅子、それから大きめのテーブルが置かれ、掃除をするスペースはあまりなかった。

 では、複数の部屋があり、間取りがもっと複雑で、掃除する面積がもっと広い場所ではどうか。ロボット掃除機の自己位置推定はうまくいくのか。部屋の地図作成には、どれくらい時間がかかるのか――。

 中国製ロボット掃除機の実力をさらに検証するために、集合住宅に場所を移して、2日目の実験を敢行した(図1)。実験に使用したのは、前回紹介した、エコバックス・ロボティクス(ECOVACS ROBOTICS)の売れ筋製品「DEEBOT DE35」(以下、DE35)とその上位機種に当たる「DEEBOT 9」シリーズの「DR95」、そして小米(シャオミ、Xiaomi)の「米家掃地机器人」の3機種(図2)。DE35と米家掃地机器人はいずれも日本円で約2万8900円。DR95は約3万4000円である。

図1 上海にある集合住宅で実験
図1 上海にある集合住宅で実験
写真は居間の様子。写真の左上の方に寝室があり、写真では見えないが左下の方に台所がある。
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図2 実験で使用した3台の中国製ロボット掃除機
図2 実験で使用した3台の中国製ロボット掃除機
左から順に、小米の「米家掃地机器人」、エコバックスの「DE35」、DE35の上位機種にあたる「DR95」。いずれも自動運転技術を搭載しながら、3万円前後の手頃な価格を実現している。
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