全1377文字

まず履歴書を作ってみる

 転職活動に対する不安が抑えられないときは、履歴書や職務経歴書を書いてみると気分が落ち着くかもしれません。

 例えば「マイナビ転職」のサイトには、「履歴書作成ツール」が用意されています。生年月日や連絡先などを入力すると、履歴書が作成されます。面倒に感じる入学や卒業年度を自動計算してくれる機能もあります。

 こうしたツールを使って、履歴書や職務経歴書の7~8割を作ってみましょう。出来上がったものを見ると、何もない状態よりも不安は減ると思います。書類を作ってみることで自分の経歴が可視化されますから、改めて企業探しをします。そして企業の求人票に合わせて職務経歴書の記入ボリュームを変えるなど工夫してみましょう。

 転職活動が初めての人の中には、「書類が書き上がらない」という理由で、転職活動をやめてしまうケースがあります。まずは作成ツールやテンプレート、書き方見本を参考に手軽に入力して、いったん形にすることをお勧めします。

 中途採用をしている企業にエントリーしたり、人材エージェントから求人を紹介されたりしたときに、まず必要になるのが履歴書や職務経歴書です。特に今のような状況下では、「早い者勝ち」になる傾向がますます強くなるでしょう。8割程度の出来で構いませんから、書類を作成しておくとよいでしょう。

天笠 淳
アネックス代表取締役/人事コンサルタント
天笠 淳 早稲田大学商学部卒業後、IT企業、金融機関にて人事業務を経験。株式会社アネックス、一般社団法人次世代人材育成機構の代表として、働きやすい職場づくりを主なテーマとし、企業の人事、人材開発のコンサルタントを行っている。次世代人材育成機構では、代表理事として、学生の就職活動へのアドバイスや、社会人のキャリア支援を20年以上手掛けている。