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 次は明るさです。顔が暗く写っていたら表情が分からないため、面接官はあなたの印象自体の判断がつきません。表情まで暗く見えてしまい、陰気な人だと思われる可能性もあります。

 対策は、日中でも窓側に座って、ライトを付けることです。夜は普通の照明だけでは暗くなるケースがあるので、学習用の電気スタンドを併用します。それを撮影ライトに代用してみましょう。

 最近は、スマートフォンをWebカメラに代用できるソフトもあります。スマートフォンのカメラは、暗い場所でもきれいに撮影できることが多いので試してみてください。

 それでもまだ暗ければ、Webカメラや照明の購入を検討します。照明は、撮影用ライトが3000円くらいから家電量販店で販売されています。

ピンマイクで自分の声をしっかり届ける

 次に改善できるのが、音声です。面接では、自分の声が相手にはっきりと聞こえる必要があります。

 PCの内蔵マイクを使うときは、パソコンとの距離に注意しましょう。顔とマイクとの距離が変わると、相手に届く音声の質もかなり変わります。緊張して落ち着きがなくなり、パソコンから顔を遠ざけたり横を向いたりしながら話すと、面接官の質問に対する答えが聞こえない、といったことも起こります。

 PCの機種によって内蔵マイクの性能にばらつきがあることも要注意です。高価格なPCなら性能が良いとも限りません。ビジネス用途に特化したPCの場合、集音や音声出力が弱い場合もあります。

 筆者としては、内蔵以外のマイクを準備することを強く推奨しています。ヘッドホンとマイクが付いたヘッドセットやマイク付きのイヤホン、ピンマイクなどが選択肢になります。

 ヘッドセットはテレワークの写真などでもよく見かけます。ただし大きさや形状によっては、装着すると普段とイメージが変わることがあります。マイク付きのイヤホンは印象に影響がありませんが、マイクが顔をこすったりする際に雑音が出やすいことだけ注意が必要です。

 筆者がいつも使っているのはピンマイクです。顔の周辺に何も着けなくて済むので身軽ですし、音質も安定します。

 なおピンマイクの場合はスピーカーが必要になります。スピーカーも、PC内蔵のものは性能に差があります。外付けのスピーカーが1000円前後で販売されていますので、用意してもよいでしょう。