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 会話力については、本当に業務で必要であれば、必ず面接で英語の面接やディスカッションが用意されています。ですから、履歴書への記載内容はあまり心配する必要はありません。点数を水増ししたりせず、正直に書きましょう。

 役職でウソをつく人もいます。一般社員だったのに、肩書を「マネジャー」と書くといったケースです。

 ただし採用側は、実際はあまり役職名を重視していません。「課長」「マネジャー」などと書かれていても、必ずしも管理監督の役割を果たしているとは限らないからです。本当に管理監督者としての経験を積んでいるかどうかは、面接でおおよそ判断できます。

 このように、書類上の見栄えを良くしようとウソをついても選考にはプラスに働かないばかりか、調査や面接で露見するリスクがあります。転職を成功させたいなら、今を一生懸命働き、仲間との信頼関係をしっかりと築くことが一番です。

天笠 淳
アネックス代表取締役/人事コンサルタント
天笠 淳 早稲田大学商学部卒業後、IT企業、金融機関にて人事業務を経験。株式会社アネックス、一般社団法人次世代人材育成機構の代表として、働きやすい職場づくりを主なテーマとし、企業の人事、人材開発のコンサルタントを行っている。次世代人材育成機構では、代表理事として、学生の就職活動へのアドバイスや、社会人のキャリア支援を20年以上手掛けている。