社会人にとっての必須スキルになっている
効率的なテレワークを求めて転職するなら、その会社のテレワークの実態をできるだけ把握しておくとよいでしょう。求人要件に「ほぼ全社員がテレワーク、出社は月に1度」などと書かれていても、「本当に月1度なのか、テレワークの業務管理はどのように実施しているか」などを事前に確認することをお勧めします。
一方で、ご自身のテレワークスキルも高めておく必要があります。離れた場所にいる上司に適切な報告や連絡ができるか、チームのメンバーと上手にコミュニケーションを取れるか。こうしたことは、いわゆる報連相(報告・連絡・相談)やビジネス文書の書き方などと並んで、社会人の必須スキルになりつつあると筆者は感じます。
採用面接でも、こうしたスキルの有無を尋ねられる可能性があります。「テレワークの経験は」「テレワークでどんな困りごとがあったか、それをどう解消したか」といった質問です。これまでの経験を整理しながら、上手に答えられるように準備しておきましょう。
アネックス代表取締役/人事コンサルタント
