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 面接後に、応募先から「これから上司に会ってほしいのですが、時間はありますか」と聞かれる場合もあります。そう聞かれれば会っておいた方がよいと思うのが普通でしょうが、次の予定が迫っていると、落ち着いて自己ピーアールをする、集中して相手の話を聞くといったこともできないかもしれません。

 面接の際に、「今日は勤務中ですか」と聞かれることも少なくありません。面接官は雑談のつもりだったとしても、どういった意図で聞かれているか心配になり、答えに困ることもあるようです。

 ですから面接の時間は、時間をしっかり取れる勤務時間後や休日などに設定した方がよいでしょう。平日の日中なら、その時間はきちんと有給休暇を取ってから面接に向かいましょう。

人材エージェントと会っているのを発見される

 転職初心者によくあることですが、現在の勤務先の近くで人材エージェントと会うのはお勧めできません。未熟な人材エージェントほど、転職希望者との面談を、その人の会社の近くで実施してしまうようです。同僚に会話を聞かれてしまう、場合によっては取引先に会話を聞かれて転職が発覚してしまうこともあります。

 自分は気づかれていないと思っていても、意外なところで見られているものです。人材エージェントのオフィスや勤務先から少し離れた場所など、知り合いに話を聞かれない環境で話をした方がよいでしょう。

 面接の場所にも気をつけましょう。街中のカフェで履歴書を広げて会話をしているシーンは筆者もよく見かけます。クリップボードに書類を挟んでの会話ですが、近くの席にいれば会話の内容はどうしても聞こえてしまいます。これまでの経歴、希望年収、いつから働けるかといった話が聞こえるので、転職希望者と人材エージェントだとすぐに分かります。

 人材エージェントに会うときは、可能な限り、情報が漏れない場所を指定しましょう。ベテランの人材エージェントはそれをよく心得ていますが、そうでないエージェントもいます。