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 応募者ができるのは、時間配分を意識することです。10年以上の社会人経験があれば、簡単に経歴を話すだけでもそれなりに長くなります。応募する職種に特に関係が強そうな経験をクローズアップして説明するなど、意識して面接に臨みましょう。

 そのための下準備として、応募書類、特に職務経歴書の書き方も工夫しておくとよいでしょう。応募職種に合わせて、簡単に済ませる部分と詳細に各部分とを書き分けておくことが必要です。

 今回は、現在価値の答え方についての留意点を説明しました。現在価値は自分の経験や性格を答えるものなので、たとえ全く準備していなくても、なんとか答えられるでしょう。

 しかし、もう1つの将来価値についてはそうはいきません。将来価値とは「採用ポジションに就いた場合にどれくらい頑張れそうか、どんな成果を上げられそうか」です。次回は、この将来価値について詳しく見ていきましょう。

天笠 淳
アネックス代表取締役/人事コンサルタント
天笠 淳 早稲田大学商学部卒業後、IT企業、金融機関にて人事業務を経験。株式会社アネックス、一般社団法人次世代人材育成機構の代表として、働きやすい職場づくりを主なテーマとし、企業の人事、人材開発のコンサルタントを行っている。次世代人材育成機構では、代表理事として、学生の就職活動へのアドバイスや、社会人のキャリア支援を20年以上手掛けている。