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 「この会社で○○をやりたい」という思いがあっても、それをいきなり周囲に理解してもらうのは現実的ではありません。会社が変われば、社内用語1つとっても変わります。自分の考えを理解してもらうには、まず自分の周りの人々や業務を理解することです。一見遠回りなようですが、実は近道になります。

 会社によっては、「うちの社員はぬるま湯につかっているからビシビシやってくれ」「うちのやり方は古いからどんどん提案してくれ」と経営層から言われることもあります。それを入社後に実行して、失敗する人が多くいます。もちろん積極的な取り組みは必要ですが、どこの誰か分からない人にいきなりものを申されても受け入れられない職場は少なくありません。

 ですから1年目は焦らずに、職場の人々や業務を理解しましょう。それを踏まえて、どのように成果につなげるかを考えることが求められるのではないでしょうか。

 もちろん中には入社1年目から驚くような成果を上げる人もいますが、そうした例はまれです。よくよく話を聞いてみると、「前職から何人かがチームでまとまって転職して、顧客まで一緒に持ってきた」といったケースだったりします。

2年目に目標を着実に達成する

 2年目は、目標100%達成を目指します。これは中途入社社員としては必須でしょう。組織、業務をしっかり理解した成果がここで発揮されなければなりません。

 社内のどのリソースを活用したら成果に結びつくか、プロジェクトを進める上で誰がボトルネックになるか。それは相手の能力によるものか、自分と性格が合わないからかなど、1年目に集めた情報を基に仕事を進めます。そして目標を着実に達成することで、その人の評価が上がり、信頼も深まります。