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『人間なんて』で自己陶酔

 年末に街を歩くと、忘年会帰りで酔っ払って楽しそうな人たちとすれ違います。それに引き換え自分は、不採用通知を受け取って失意のどん底にいる。「なんで自分はわざわざ転職活動なんてしているんだろう」と自問自答しがちです。

 そんなときに全てを忘れられるのが、『人間なんて』(吉田拓郎)です。

 「人間なんてラララ」と繰り返すこの曲は、筆者もときどき歌います。やけ酒で嫌なことを忘れるよりも、この曲を延々と一人カラオケで歌い続けることで、俗世を抜け出せるような陶酔感を得られます。

 転職活動では、ある意味で程良く自分に酔うことは必要です。自分はすごいんだという気持ちを持てていれば、面接にも落ち着いて臨めるでしょう。

『RIDE ON TIME』で気持ちを軽く

 最後にお薦めしたいのは、『RIDE ON TIME』(山下達郎)です。気持ちが沈んでいても、このメロディーを耳にすると爽やかな曲調が心地よく感じられます。

 歌詞の1つひとつも心の支えになります。「飛び立つ魂に」で始まるフレーズがあるのですが、転職活動で新天地に飛び立とうとしている自分を鼓舞してくれるように感じます。筆者としては自分で歌うよりも、誰かに歌ってもらいたくなる歌詞です。

 人によっては、かなりの長きにわたる転職活動を強いられます。冬に転職活動をされている方々はこの4曲に限らず、ご自身のお気に入りの音楽を見つけて乗り切ってください。

 蛇足ですが、筆者が本当に好きな音楽ジャンルはヘビーメタルです。ヘビーメタルには転職活動のモチベーション向上に効果的な曲がたくさんあります。対象層があまりに狭いのでここでの紹介は控えますが、もしご興味があればぜひ聴いてみてください。

天笠 淳
アネックス代表取締役/人事コンサルタント
天笠 淳 早稲田大学商学部卒業後、IT企業、金融機関にて人事業務を経験。株式会社アネックス、一般社団法人次世代人材育成機構の代表として、働きやすい職場づくりを主なテーマとし、企業の人事、人材開発のコンサルタントを行っている。次世代人材育成機構では、代表理事として、学生の就職活動へのアドバイスや、社会人のキャリア支援を20年以上手掛けている。