「ポスト・スマホ」として巨大市場を形成するとの期待もあるウエアラブル端末。しかし、現実にはスマホを補完する腕時計型デバイスが着実に市場を伸ばしてはいるものの、消費者に広く普及する兆しはまだ見えていない。ウエアラブルならではソリューションの不在が原因だ。こうした手詰まり感があるなか、ウエアラブルの用途を拡大するための数々の新しい取り組みが出現している。例えば、ネット通販で服を買うために自動採寸する「ZOZOSUIT」や、マシンを使わずに高効率の筋トレを実現する「SIXPAD STATION」などだ。これまでにない、ウエアラブルの「新境地」を追った。

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