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 ひも状の材料を用いてDIY感覚で施工できる――。木造住宅における耐震補強の裾野拡大に向けて設計者の常山未央氏(mnm)は、高強度アラミド繊維に着目。東京都内の改修プロジェクトでは、設計者や大学生などが手作業で補強用のブレースを施工した。

 むき出しになった柱の間に、高強度アラミド繊維のひもがクロスする。2階建ての木造家屋をコワーキングスペースとシェアハウスに改修した「つなぐラボ高輪」(東京都港区)の1階部分だ。ひもを使ったブレースは、mnm(エムエヌエム)(東京都品川区)の共同主宰者、常山未央氏が設計し、DIYの施工にも参加した〔写真1〕。

〔写真1〕高強度アラミド繊維のブレースを手で施工
東京理科大学の学生たちが中心となって、手作業でひもブレースを取り付けた(写真:高橋治)
東京理科大学の学生たちが中心となって、手作業でひもブレースを取り付けた(写真:高橋治)
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高強度アラミド繊維のひもは、柔らかく扱いやすい(写真:日経アーキテクチュア)
高強度アラミド繊維のひもは、柔らかく扱いやすい(写真:日経アーキテクチュア)
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 「耐震改修はコストや工期が厳しいケースが多い。もっと手軽にできる方法はないかと考え、DIY感覚で取り組めるひもに着目した。耐震補強の裾野を広げる方向へと、つなげていきたい」と常山氏は話す。

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