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「端部の防湿と気密処理が必要」

 廣石代表は「グラスウールダクトを切ってつなぐ際は、躯体を断熱するときと同じように、端部の防湿と気密処理が必要だ」と強調する〔写真4〕。

〔写真4〕切断面はテープを巻き込む
〔写真4〕切断面はテープを巻き込む
FHアライアンスが求めるグラスウールの断熱ダクト切断時の、端部処理方法。グラスウールは水にぬれると断熱性が低下するので、切断面にダクトテープを巻き込む(写真:FHアライアンス)
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 ダクトの断熱箇所は熱交換気ユニットをどこに設置するかで変わる。天井断熱の外側に設置する場合は排気系のダクト、屋根断熱の内側に設置する場合は外壁から熱交換気ユニットまでが対象となる。さらに、熱交換気ユニットとダクトの接合部や躯体の貫通部にも入念な断熱・気密処理が欠かせない〔写真5〕。

〔写真5〕外壁の貫通部は全て断熱ダクト
〔写真5〕外壁の貫通部は全て断熱ダクト
熱交換気ユニットから外壁の貫通部までの外気ダクトと排気ダクトを断熱仕様にしている。ダクトが外壁を貫通する箇所は先行配管してから外壁のウレタンを吹き付け、先行配管と断熱ダクトを結束バンドと気密テープでつなぐ。今川建築(石川県小松市)による屋根断熱の現場で撮影(写真:日経ホームビルダー)
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