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 福岡市は市立平尾霊園(同市南区)に、多くの遺骨を納める合葬墓(がっそうぼ)を整備する。それに当たって「福岡市合葬墓等整備設計提案競技」を実施し、最優秀作品としてキノアーキテクツ(東京都新宿区)の提案を選定した。優秀作品(次点)はINTERMEDIA(インターメディア、長崎県島原市)の提案だった。

全体イメージパース。合葬墓を、隣接する山と一体的に整備する(資料:キノアーキテクツ)
全体イメージパース。合葬墓を、隣接する山と一体的に整備する(資料:キノアーキテクツ)
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 福岡市では、近年の少子高齢化や死生観の変化などによって、新たな形態の墓地を求めるニーズが高まっていることを受け、子孫への承継を前提としない合葬墓を平尾霊園に整備することにした。多くの遺骨を1つの墓に納める形だ。整備に当たって、今回の設計提案競技では合葬墓に併せて、霊園管理事務所やエントランス空間などについて、デザイン性の高い提案を求めていた。

円弧状の壁の内側にある合葬墓と参拝所。左手に見える山裾の地下に、故人が眠る埋蔵室を設ける(資料:キノアーキテクツ)
円弧状の壁の内側にある合葬墓と参拝所。左手に見える山裾の地下に、故人が眠る埋蔵室を設ける(資料:キノアーキテクツ)
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