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電気自動車(EV)はクルマというよりむしろ、人によく似たロボットに近い。人の五感と同様な役割を果たす多数のセンサーを搭載しているからだ。

 低速/超低速の超小型EVは、高速道路などに向けて開発が進む一般的な自動運転EVとは開発のポイントや実現すべき機能が大きく異なる。

 超小型EVでは人が行き交う生活道路や歩道、さらには屋内での走行を想定している。このため、超小型EV向け自動運転技術では、設定されたルートを通りながら自律的に人や障害物を避け、しかも特定の人を追跡するような機能の実装も求められている。

 それらの実現のために利用する多数のセンサーの多くは、人間の五感と同様な役割を果たしている。そして必要な応答速度も100Hz程度と人間のそれに近い。結果として、センサーや部品・部材も、必ずしも超高性能ではない民生品からの流用がある程度可能で、そこに自動車メーカーでない民生品メーカーやベンチャー企業の参入余地が生まれている。