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4K/60Hz、HDRの利用には注意が必要

 4Kを超える高解像度の表示やHDR(High Dynamic Range)を表示するには、映像端子がそれらに対応している必要がある。さらに、利用する規格によって、対応できる表示解像度やフレームレート(リフレッシュレート)などが異なる。

 各規格と対応解像度の関係を下の表にまとめた。パソコンに搭載されているHDMI端子はHDMI 1.4のものが多いため、4K解像度の出力自体はできるが、リフレッシュレートは30Hzに制限される。パソコンの液晶ディスプレーの標準は60Hzなので、人によっては少しモタつきや滑らかさが不足していると感じるだろう。一方、DisplayPortの場合は、普及しているDisplayPort 1.2で4K解像度の60Hz表示ができる。

 HDMIやDisplayPortのバージョンがパソコンのカタログスペックとして記載されていることは少ない。ただし、映像端子を使った際の解像度とリフレッシュレートが記載されているので、それで判断するとよい。

 HDR対応の液晶ディスプレーでHDRコンテンツを利用すると、ダイナミックレンジが広く、色や明暗のメリハリがある映像を楽しめる。ただし、その利用はかなりハードルが高い。映像インタフェースがHDMI 2.0a以上かつケーブルがHDMI 2.0a(プレミアムハイスピード)に対応しているか、映像インタフェースがDisplayPort 1.4かつケーブルがDisplayPort 1.4に対応していることが必要となる。さらに、OSはWindows 10のバージョン1703以降で、グラフィックス機能のドライバーソフトがHDRコンテンツの表示に対応している必要がある。

映像出力端子の主な規格と表示解像度
規格通信速度対応表示解像度/リフレッシュレートHDR対応
HDMI 1.4/1.4a10.2Gビット/秒1920×1080/60Hz
3840×2160/30Hz
4096×2160/24Hz
HDMI 2.018Gビット/秒4096×2160/60Hz
HDMI 2.0a18Gビット/秒4096×2160/60Hz
HDMI 2.148Gビット/秒7680×4320/60Hz
DisplayPort 1.221.6Gビット/秒3840×2160/60Hz
DisplayPort 1.432.4Gビット/秒7680×4320/60Hz
ノートパソコン「LAVIE Hybrid ZERO(PC-HZ750FAB)」のカタログ情報。HDMI端子の規格は記載がないが、HDMI出力時の対応解像度とリフレッシュレートが明記されている
ノートパソコン「LAVIE Hybrid ZERO(PC-HZ750FAB)」のカタログ情報。HDMI端子の規格は記載がないが、HDMI出力時の対応解像度とリフレッシュレートが明記されている
(出所:NECパーソナルコンピュータ)
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