人工知能(AI)のガバナンスと倫理について、世界各国の動向や事例を紹介する。

特集
世界の「AIと倫理」
目次
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世界的な「AIと倫理」のネットワーク、日本は貢献できるか
ドバイで開催された、AIのガバナンスを議論するワークショップ形式の国際会議「グローバルガバナンスにおけるAIラウンドテーブル(Global Governance of AI Roundtable:以下GGAR)」でキーワードの1つとなっていた「AIに関する政府間パネル(IPAI)」の議論を紹介する…
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ドバイに世界初の「AI国務大臣」がいる理由
アラブ首長国連邦を構成する人口約300万人のドバイ首長国には、世界に類を見ない「人工知能(AI)国務大臣」が存在する。2017年、27歳(当時)のウマル・ビン・スルターン・ウラマー氏が着任した。ドバイ政府は同年にAI戦略を公表し、技術革新だけではなくAIの倫理やガバナンスに向けた先進的な取り組みを…
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AIガバナンスの枠組み、シンガポール案の中身
シンガポール(下)
シンガポール政府が公開したディスカッションペーパー「人工知能とパーソナルデータ:人工知能の責任ある開発と受容」は全16ページ、5章からなる。
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「AIと倫理」に一石、シンガポールの戦略
シンガポール(上)
2018年6月5日、シンガポール政府は「人工知能(AI)のガバナンスと倫理のイニシアチブ」と題する計画を公表した。