全2957文字
PR

 ダイソーやワッツ、シルクといった100均ショップの一部店舗には価格が100円の製品だけでなく、200円や300円、500円の製品が売られている。そうした「高価品」の中には、Bluetoothスピーカーやワイヤレス充電器、ゲーミングデバイスなど家電量販店に行けば数千円の値付けがされるような驚きの製品も多い。今回はそんな100均ショップで買える「高価」なデジタルガジェットを紹介する。

 ダイソーでは小型Bluetoothスピーカーが500円で売られていた。サイズは幅120×奥行き39×高さ79ミリメートルで手のひらサイズ。重量は155グラムと軽い。バッテリーも内蔵している。マイクも搭載しているため、スマートフォンなどと接続して通話にも使える。microSDカードスロットやUSB Type-A端子も備える。microSDカードやUSBメモリー内の音楽データ(MP3ファイルのみ対応)を再生できるため、単体で音楽プレーヤーにもなる。

ダイソーで購入した「ブルートゥーススピーカー(ポータブルタイプ)」
ダイソーで購入した「ブルートゥーススピーカー(ポータブルタイプ)」
価格は500円(税別)。パッケージの説明によるとカラーバリエーションは黒、グレー、青の3種類。写真は黒。小型だが迫力のある音が鳴る(写真はスタジオキャスパー、以下同)
[画像のクリックで拡大表示]

 スピーカーの仕様にモノラルかステレオかの記載は無かったが、スマホのイコライザーアプリで左右バランスを変えて再生しても音が変わらないことから、モノラルスピーカーのようだ。スピーカーの出力は3W。かなり迫力のある音が鳴る。特に低音が響く。スペックによると再生可能周波数は20Hz~18kHzと狭いためか、全般的に細かい音が聞こえず高音が若干こもったように聞こえるものの、500円という値段を考えると十分許せる。過去に数多くのBluetoothスピーカーの音を聞いてきたが、2000円程度のBluetoothスピーカーを買うのであれば、こちらのほうがよいのではと思ったほどだ。

高級感のあるつや消しの本体
高級感のあるつや消しの本体
上部の4つのボタンは「M」がBluetoothとmicroSDカードやUSBメモリーの切り替え、「+」「-」が曲の飛ばしや音量操作、「>」が再生と一時停止、電話の応答に割り振られている
[画像のクリックで拡大表示]
背面に備える電源スイッチと充電用のmicroUSB端子
背面に備える電源スイッチと充電用のmicroUSB端子
microSDカードスロットやUSB Type-A端子も備えている。microSDカードやUSBメモリーに保存したMP3ファイルも再生できる
[画像のクリックで拡大表示]

 ただ、問題点が無いわけではない。電源を入れるたびにサイレンのような大きめの起動音が鳴る。起動音はキャンセルできず、ただやかましいだけだ。また、上部の「+」「-」ボタンは短く押すと曲飛ばし、長く押すと音量調整になる。一般的なBluetoothヘッドホンやスピーカーの操作とは逆で、操作性が悪いと感じた。さらに内蔵するバッテリーの容量は500mAhと少ない。スペックによると最大音量時に2.5時間しか持たない。また充電時間は3.5時間と長い。充電しながら使えるので、電源を確保できる場所での利用を想定したほうがよさそうだ。