VR(仮想現実)動画を立体視するにはVRビューアーが必要になる。VRビューアーと聞くと、米フェイスブックテクノロジーズ(Facebook Technologies)の「Oculus Go」のような、ヘッドマウントディスプレーを思い浮かべるかもしれない。もちろんそうした本格的な商品もあるが、一方でスマートフォンに取り付けて使える簡易なものが100均ショップで売られている。
キャンドゥで購入した「VR Goggles」は、段ボール製のVRビューアー組み立てキット。1枚の段ボール紙で構成されており、パッケージの裏側に記載された説明書に従い、段ボールに刻まれた折り目に沿って組み立てるだけ。5分もあれば完成する。
段ボール製でも構造はしっかりしている
接眼部には、左右に1枚ずつ樹脂製のレンズが付いている。スマホを箱に収納して画面を拡大し、立体視できるようにしてある。レンズは若干くすんでいたが、映像の視聴には問題なかった。
段ボール製で作りは簡素だが、構造はしっかりしている。VRビューアーの内部に周囲の光が入るようなこともほとんどない。パッケージには3.5型から6型までのスマホに対応すると記載されていたが、6.5型のiPhone XS Maxでちょうどいい大きさだった。